キャベツ半玉は何グラム？重さを徹底チェック

「レシピに”キャベツ半玉”って書いてあるけど、これって何グラム?」

「300gってどれくらいの量なの?」料理中にこんな疑問を感じたことはありませんか?

レシピによって「半玉」「200g」「葉3枚」など表記がバラバラで困りますよね。

この記事では、キャベツの重さに関する疑問をすべて解決します。

【結論】キャベツ半玉は何グラム？すぐ使える重さ一覧

まずは結論から。キャベツ半玉の重さを知りたい方のために、一目でわかる早見表をご用意しました。

キャベツ半玉の重さ【基本データ】

※ 一般的な市場流通サイズ(中玉〜大玉)を基準に算出

キャベツの種類	1玉の重さ	半玉の重さ	可食部(芯除く)
春キャベツ	1,000〜1,200g	550〜650g	470〜550g
冬キャベツ	1,200〜1,500g	650〜750g	550〜630g
夏秋キャベツ	1,100〜1,300g	600〜700g	510〜600g

ポイント

• 半玉の平均は約600〜700gと覚えておくと便利
• 芯を取り除くと全体の約10〜15%軽くなる
• 季節によって重さが変わるのは水分量と葉の密度の違い

なぜ重さに幅があるの?

キャベツの重さが一定でない理由は3つあります。

1. 季節による違い:春キャベツは巻きがゆるく軽め、冬キャベツは密度が高く重い
2. サイズの個体差:同じMサイズでも産地や育成環境で差が出る
3. 品種の特性:寒玉、春玉など品種によって密度が異なる

特に春キャベツはふんわり柔らかく、冬キャベツはギュッと締まっているため、

見た目が同じでも重さが100g以上違うことも珍しくありません。

キャベツの分量別重さ完全ガイド【一覧表付き】

料理でよく使う分量ごとに、重さを詳しく解説します。

1. キャベツ1/4玉は何グラム？

重さ：約275〜375g

種類	重さ	可食部	目安
春キャベツ1/4	275〜325g	235〜280g	サラダ2人分
冬キャベツ1/4	325〜375g	280〜320g	炒め物1〜2人分

使い道

• 野菜炒め(2人分)
• コールスロー(3〜4人分)
• お好み焼き(2枚分)

2. キャベツ1/6玉は何グラム？

重さ：約165〜250g

少人数の料理にちょうど良いサイズです。一人暮らしの方や副菜作りに最適。

料理例

• 味噌汁の具(4人分)
• 焼きそば(1人分)
• サラダ(1〜2人分)

3. キャベツ1/8玉は何グラム?

重さ：約130〜180g

最も小さい分量で、ちょっとした料理に便利です。

使用シーン

• スープの具材
• 付け合わせの千切りキャベツ
• お弁当のおかず

4. キャベツの葉1枚は何グラム？

重さ：約30〜50g(平均35〜40g)

葉の位置によって重さが変わります。

葉の位置	重さ	特徴
外葉(1〜2枚目)	45〜50g	大きく厚い
中葉(3〜5枚目)	35〜40g	標準的なサイズ
内葉(6枚目以降)	25〜30g	小さく柔らかい

葉の枚数換算表

枚数	重さ	料理例
2枚	70〜80g	サラダ1人分
3枚	105〜120g	スープの具
4枚	140〜160g	野菜炒め1人分
5枚	175〜200g	お好み焼き1枚

グラム数から逆引き!○gはどのくらい?【換算表】

「レシピに200gって書いてあるけど、どれくらい切ればいいの？」という疑問を解決します。

グラム→玉/葉の換算表

グラム数	玉換算	葉換算	視覚的な目安
100g	約1/12玉	葉2〜3枚	握りこぶし1個分
150g	約1/8玉	葉3〜4枚	お椀1杯(ざく切り)
200g	約1/6玉	葉4〜5枚	両手に軽くひと盛り
250g	約1/5玉	葉5〜6枚	中サイズのボウル半分
300g	約1/4玉	葉6〜8枚	大きめのお椀1杯
500g	約1/2玉弱	葉12〜14枚	スーパーの袋に軽く1袋
600g	約1/2玉	葉14〜17枚	中サイズのボウル1杯

料理別の使用量目安

料理名	必要量	玉換算	人数
千切りサラダ	100g	1/12玉	1人分
野菜炒め	200〜250g	1/6〜1/5玉	2人分
お好み焼き	150〜200g	1/8〜1/6玉	1枚分
ロールキャベツ	240〜280g	外葉4枚	4個分
コールスロー	300g	1/4玉	3〜4人分
味噌汁の具	150g	1/8玉	4人分
ポトフ	300〜400g	1/4〜1/3玉	4人分

スケール不要！5つの簡単な測り方

キッチンスケールがなくても大丈夫。

身近なものを使ってキャベツの重さを推測する方法をご紹介します。

方法1：手のひらで測る

基本の目安

• 片手に軽くひと盛り(ざく切り):約50〜60g
• 両手で軽くひと盛り(ざく切り):約100〜120g
• 両手でしっかり盛る:約150〜180g

ポイント：ぎゅっと押し込まず、ふんわり持つのがコツ

方法2：お椀・器を使う

容器	切り方	重さ
味噌汁椀1杯	ざく切り	約100g
小鉢1杯	千切り	約60〜70g
どんぶり椀1杯	ざく切り	約200g
計量カップ(200ml)	ふんわり	約60〜70g

方法3：葉の枚数で計算

計算式：葉の枚数 × 35〜40g = 大体の重さ

例

• 葉3枚 = 約105〜120g
• 葉5枚 = 約175〜200g
• 葉8枚 = 約280〜320g

方法4：目視で判断

視覚的な目安

• 握りこぶし1個分 = 約100g
• 両手にこんもり = 約200g
• Lサイズのボウル半分 = 約300g

方法5：包丁の幅で測る

切った時の幅で大まかに判断

• 包丁の刃渡りの1/4 = 約50〜70g
• 包丁の刃渡りの1/2 = 約100〜150g
• 包丁の刃渡り1本分 = 約200〜250g

コツ

一度実際にスケールで測って自分の感覚を掴むと、次からは目分量でも正確に測れるようになります。

季節・品種で変わる!キャベツの重さの違い

同じ「半玉」でも、季節や品種によって重さが大きく異なります。

春キャベツ vs 冬キャベツ：徹底比較

項目	春キャベツ	冬キャベツ
出回り時期	3〜5月	11〜3月
1玉の重さ	1,000〜1,200g	1,200〜1,500g
半玉の重さ	550〜650g	650〜750g
葉の特徴	柔らかく薄い	厚く硬い
巻き具合	ゆるい(空気を含む)	しっかり締まっている
水分量	多い(みずみずしい)	少なめ(甘みが凝縮)
密度	低い	高い
おすすめ調理法	生食・サラダ・浅漬け	煮込み・炒め物・鍋

夏秋キャベツの特徴

重さ：1玉1,100〜1,300g(半玉600〜700g)

特徴：春と冬の中間的な性質

• 高冷地で栽培されるため、暑い時期でも出荷される
• 葉はしっかりしているが冬キャベツほど硬くない
• オールマイティに使える万能タイプ

品種別の重さの違い

1. 寒玉(かんだま)系

• 最も重い:1玉1,300〜1,500g
• 葉がぎっしり詰まっている
• 煮崩れしにくく煮込み料理向き

2. 春玉系

• 軽い:1玉1,000〜1,200g
• 葉が柔らかくふんわり
• サラダや生食向き

3. グリーンボール

• 小ぶり:1玉600〜800g
• 丸く小型で使いやすい
• 甘みが強い

重さが変わる要因と見分け方

外葉を取ると何グラム軽くなる?

• 外葉1〜2枚を除去: 約80〜100g減少
• 可食部率: 全体の85〜90%(廃棄率10〜15%)
• 芯を除いた重さ: 全体の約85%

例: 1,200gのキャベツ

• 外葉除去後:約1,100g
• 芯除去後:約1,020g

保存状態で重さは変わる?

新鮮なキャベツ

• 水分たっぷりで重い
• 葉がパリッとしている

保存後のキャベツ

• 水分が蒸発して約5〜10%軽くなる
• 1週間冷蔵庫保存で1玉あたり50〜100g減少

保存のコツ

• 芯をくり抜いて濡れたキッチンペーパーを詰める
• ラップでしっかり包んで冷蔵庫の野菜室へ
• 立てて保存すると長持ち

重いキャベツと軽いキャベツ、どっちがいい?

冬キャベツは「重い」ものを選ぶ

• ギュッと詰まって甘みが強い
• 葉がしっかりしていて日持ちする
• 煮込んでも煮崩れしにくい

春キャベツは「軽すぎず適度な重さ」を選ぶ

• ふんわりしすぎは鮮度が落ちている可能性
• 持った時に適度な重みがあるものが良質
• 外葉が鮮やかな緑色のものを選ぶ

切り方で変わる？千切り・ざく切りの重さ検証

「千切りにすると量が増えて見えるけど、重さは変わるの?」という疑問を実験で検証しました。

切り方別の重さ比較【実験結果】

切り方	見た目のボリューム	実際の重さ	変化
丸ごと1/4玉	標準	300g	基準
ざく切り	やや増えて見える	300g	変化なし
千切り	かなり増えて見える	300g	変化なし
みじん切り	減って見える	300g	変化なし

結論：切り方を変えても重さは変わりません

ただし、見た目の量感は大きく変わります

• 千切り: 空気を含んでふわっと広がるため、量が多く見える
• ざく切り: 適度な空間があり、料理しやすい
• みじん切り: 密度が高くなり、少なく見える

切り方と重さ感の錯覚

千切りキャベツ100gの見た目

• 大きめのお皿に山盛り1杯
• 実際は2〜3人分のサラダ程度

ざく切りキャベツ100gの見た目

• 中サイズのボウル1/3程度
• 炒め物1人分に最適

キャベツのカロリーと栄養価【重さ別一覧】

ダイエット中の方や栄養管理をしている方に役立つ、重さ別のカロリーと栄養素をご紹介します。

重さ別カロリー一覧

データ出典：文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」

重さ	カロリー	糖質	食物繊維	ビタミンC
50g(葉1枚)	12kcal	1.7g	0.9g	19mg
100g	23kcal	3.4g	1.8g	38mg
200g	46kcal	6.8g	3.6g	76mg
300g(1/4玉)	69kcal	10.2g	5.4g	114mg
600g(半玉)	138kcal	20.4g	10.8g	228mg
1200g(1玉)	276kcal	40.8g	21.6g	456mg

※上記の数値は文部科学省の公式データに基づいて算出しています

主要栄養素の特徴

参照：カゴメVEGEDAY「キャベツの栄養！葉と芯でどう違う？」

1. ビタミンC

• 半玉で228mg = 成人1日推奨量(100mg)の2倍以上
• 免疫力向上、美肌効果
• 水溶性なので生食がおすすめ

2. ビタミンK

• キャベツ100gあたり79μg含有
• 血液凝固や骨の健康に重要
• 油と一緒に摂取すると吸収率アップ

3. 食物繊維

• 半玉で10.8g = 1日推奨量(18〜21g)の約50%
• 便秘解消、腸内環境改善
• ダイエットにも効果的

4. ビタミンU(キャベジン)

• 胃粘膜の保護・修復
• 胃薬の名前の由来
• 加熱すると減少するため生食が理想

参考文献: 森永製菓プロテイン公式サイト「キャベツの栄養素」

5. カリウム

• むくみ解消
• 血圧調整

ダイエット活用法

出典：厚生労働省「健康日本21(栄養・食生活)」

なぜキャベツはダイエットに最適？

1. 超低カロリー: 半玉食べても138kcal(ご飯1膳の約半分)
2. 満腹感が高い: 食物繊維が豊富で腹持ちが良い
3. よく噛む必要がある: 満腹中枢が刺激される
4. 栄養バランスが良い: ビタミン・ミネラルが豊富

食べ過ぎは注意

• 1日の適量:200〜300g(1/4〜1/3玉)
• 食べすぎると消化不良や腹痛の原因に
• バランスの良い食事が大切

参考文献: ONIGO通信「キャベツのカロリーや糖質を徹底調査」

よくある質問Q&A

Q1. スーパーで「半玉」として売られているものの重さは?

A: 約500〜600gが一般的です。

スーパーでカット販売されている半玉は、店舗の基準でカットされているため、

実際の1/2ではないこともあります。購入時は表示されているグラム数を確認するのが確実です。

Q2. キャベツ200gは「半玉」になりえる?

A: 基本的にはなりません。200gは通常の半玉(550〜750g)の約1/3程度です。

極端に小さい春キャベツや、芯と外葉を大量に取り除いた場合のみ可能性がありますが、一般的ではありません。

200gは 約1/6玉相当 と覚えておきましょう。

Q3. 芯の重さはどれくらい?

A: 1玉あたり約80〜120g(全体の7〜10%)

出典: カゴメVEGEDAY「キャベツの栄養！葉と芯でどう違う？」

芯は固くて食べにくいため取り除くことが多いですが、実は栄養豊富。

特にカリウムやリンは葉よりも芯の方が多く含まれています。

細かく刻んでスープや煮込み料理に使うのがおすすめです。

Q4. 冷凍すると重さは変わる?

A: 冷凍直後は変わりませんが、解凍すると水分が抜けて軽くなります。

• 冷凍前:300g
• 解凍後:約250〜270g(水分が10〜15%流出)

冷凍する際は、使いやすい分量に小分けして、ジップロックに入れて保存するのがおすすめです。

Q5. 赤キャベツ(紫キャベツ)の重さは?

A: 通常の緑キャベツとほぼ同じ

1玉:1,000〜1,300g 半玉:500〜650g

赤キャベツは葉がやや厚く硬めのため、同じ大きさでもわずかに重い傾向があります。

【保存版】キャベツ重さ換算早見表

最後に、この記事の内容を1枚の表にまとめました。

スクリーンショットや印刷してキッチンに貼っておくと便利です。

総合早見表

分量	重さ(春)	重さ(冬)	葉枚数	カロリー	主な用途
1玉	1,000〜1,200g	1,200〜1,500g	30〜40枚	230〜345kcal	大量調理
半玉(1/2)	550〜650g	650〜750g	15〜20枚	127〜173kcal	家族の食事
1/4玉	275〜325g	325〜375g	7〜10枚	63〜86kcal	2人分の料理
1/6玉	165〜215g	215〜250g	5〜7枚	38〜58kcal	1〜2人分
1/8玉	130〜165g	165〜190g	4〜5枚	30〜44kcal	副菜・付け合わせ
100g	–	–	2〜3枚	23kcal	サラダ1人分
200g	–	–	4〜5枚	46kcal	炒め物2人分

料理別使用量早見表

料理	必要量	分量換算	ポイント
千切りキャベツ(1人)	80〜100g	葉2〜3枚	とんかつの付け合わせ
野菜炒め(2人)	200〜250g	1/6〜1/5玉	火を通すと量が減る
コールスロー(4人)	300〜350g	1/4玉	千切りで作る
お好み焼き(1枚)	150〜200g	1/8〜1/6玉	みじん切り推奨
ロールキャベツ(4個)	240〜280g	外葉4枚	大きめの葉を使用
味噌汁(4人)	100〜150g	1/10〜1/8玉	ざく切りで
ポトフ(4人)	300〜400g	1/4〜1/3玉	大きめにカット
餃子(30個分)	250〜300g	1/5〜1/4玉	みじん切り

まとめ：キャベツの重さを制して料理上手に

この記事では、キャベツの重さに関するあらゆる疑問にお答えしました。

重要ポイントのおさらい

1. 半玉の重さ: 春550〜650g、冬650〜750g
2. 葉1枚: 平均35〜40g(外葉は50g、内葉は30g)
3. 測り方: 葉の枚数、手のひら、お椀で簡単に測れる
4. 季節の違い: 春は軽くふんわり、冬は重くギュッと締まる
5. 栄養: 半玉で1日のビタミンC推奨量の2.5倍、超低カロリー

料理をスムーズにするコツ

• 最初は一度実際に測って感覚を掴む
• 葉の枚数で計算すると簡単(1枚=約40g)
• 料理の種類で必要量を覚えておく
• 季節によって買うキャベツを使い分ける

キッチンスケールがなくても、この記事の方法を使えばもう困りません。

キャベツの重さを正確に把握して、レシピ通りの美味しい料理を作りましょう!

「半玉って何グラム？」と迷ったら、この記事をブックマークして、いつでも確認してくださいね。

まとめ：キャベツ半玉は何グラム？

• キャベツ半玉の重さは季節で異なり、春550〜650g、冬650〜750g、平均600〜700g
• 1/4玉は275〜375g、1/6玉は165〜250g、1/8玉は130〜180g
• 葉1枚の重さは位置により異なり、外葉45〜50g、中葉35〜40g、内葉25〜30g
• 100gは約1/12玉または葉2〜3枚、200gは約1/6玉または葉4〜5枚に相当
• スケールなしで測る方法: 両手ひと盛り約100g、味噌汁椀1杯約100g、葉の枚数×40gで計算
• 料理別使用量: 千切りサラダ1人分100g、野菜炒め2人分200〜250g、お好み焼き1枚150〜200g
• 春キャベツは葉が柔らかく軽め、冬キャベツは密度が高く重め、それぞれ適した調理法が異なる
• 芯は1玉の約10〜15%の重さで、栄養豊富なため細かく刻んで調理に活用可能
• キャベツ100gあたり23kcal、糖質3.4g、食物繊維1.8g、ビタミンC38mg含有
• 半玉600gで138kcal、ビタミンC228mg(1日推奨量の2倍以上)、食物繊維10.8g(推奨量の約50%)
• ダイエットに最適で、超低カロリー、満腹感が高く、適量は1日200〜300g