スニーカーの靴底修理を100均の材料でしてみました!

ダイソー店舗
記事のポイント
  • 症状の靴底修理はダイソーやセリアなど100均の補修材や継材で応急処置が可能です。
  • かかとのすり減り、ソールの憂さ、小さな穴や亀裂の3つの症状以外に具体的な修理手順を写真付きで解説。
  • 修理成功のコツは「しっかりした下地処理(ヤスリがけ)、次剤は当面均一に塗ること」「完全乾燥まで触らず待つこと」です。
  • 100均修理はコストが圧倒的に安く、手軽にできるが耐久性や見た目の仕上がりは専門店や専用補修剤より劣る。
  • 破損が激しい(加水分解やミッドソール露出など)場合や高価なブランド靴はプロの修理をお勧めします。
  • アスリートを長くさせるには複数の足のローテーションや正しい歩き方、かかと保護用ソールガードの使用が効果的です。
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お気に入りのスニーカー、毎日履いている通勤用のスニーカー。

ふと靴底を見て「あ、すり減ってる!」「ソールが剥がれかけてる…」

とショックを受けた経験はありませんか?

スニーカー靴底修理はある程度まで100均で修理可能なんです。

【結論】スニーカーの靴底修理は100均グッズできる!

スニーカーの靴底修理は、100均グッズで十分に可能です。

大手100円ショップのダイソーセリアには、驚くほど優秀なリペア用品が揃っています。

  • 靴底補修剤(ボンド)
  • 靴底補修材(ゴムパット)

ダイソーの靴底修理剤

ダイソー靴底補修剤
この接着剤で靴底のゴムを貼る事が出来ます
靴底のはがれに使用する様子

ダイソーの靴底補修材

ダイソーすり減った靴底補修材
靴底の様子

このダイソウの接着剤は万能ではなく、素材によっては使えないものもあります。

接着出来ない素材は、

  • 軟質塩化ビニル
  • ポリエチレン
  • ポリプロピレン
  • ナイロン
  • シリコーン樹脂
  • フッ素樹脂
  • 発泡スチロール
  • 貴金属や高価格品

への接着はできませんと、注意書きがしてあります。

そのため良く確認してから使用するようにしてください。

しかし、靴では上記の素材はあまり使用されていません。

注意書きの写し

本格的な修理との違いを理解しよう

100均グッズでの修理は、プロが使用する専用の資材や接着剤と比べると、

耐久性や仕上がりの美しさでは劣ります。

雨の日の防水性や、長期間のウォーキングに耐えうる強度を求めるのはきびしいかもしれません。

これを正しく理解した上で活用することが、「スニーカー靴底修理 100均」を成功させる最大の秘訣です。

gd52719さん
この接着剤で靴底のゴムを貼ると剥がれませんとても良い接着剤です。

引用元 ダイソーストア

セリアの靴底用接着剤

セリアの靴底用接着剤

セリアにも、靴底がはがれた場合の補修に使用する接着剤が販売されています。

スニーカーの100均での修理方法

それでは、代表的な3つの症状別に、手順や使うべきアイテムを詳しく解説します。

まずは準備するものリスト|これだけ揃えればOK!

修理を始める前に、必要な道具を揃えましょう。

100円ショップでほとんどのものが手に入ります。

ダイソウ靴底補修用材・5種類


靴底のすり減りや、穴が開いた場合などに使用します。

かかとのすり減りタイプには金属の釘が付属しているタイプが多く、簡易的ながらもしっかり固定できます。

ダイソウ靴底補修用材・5種類

ダイソウ靴底補修剤

靴底補修剤で強力に接着出来ます。ソールが剥がれた際などにも活躍します。

ダイソウ靴底補修剤

セリアシューズ補修剤(チューブタイプ)

黒や透明など色を選べるのが魅力。小さな穴や亀裂、かかとのすり減りを「埋めて」補修するのに最適です。ヘラが付属しているものもあり便利。

セリアシューズ補修剤

その他あると便利な道具

紙ヤスリ(サンドペーパー)

接着面の汚れを落とし、細かな傷をつけて接着力を高めるために必須です。

サンドペーパー

カッターナイフ、ハサミ

補修シートのカットに使います。

マスキングテープ

接着剤や補修剤が余計な部分にはみ出すのを防ぎ、仕上がりを格段に綺麗にします。

マスキングテープ

アルコールシートやクリーナー

接着面の油分や汚れを徹底的に除去するために使います。

アルコールシート

へら

ボンドを塗り広げるのに便利です。

ヘラ

かかとのすり減り修理【一番多い悩みはコレ!】

歩き方のクセで、どうしても片側だけ減ってしまう「かかと」。

最も多いこの悩みを解決していきましょう。

かかとのすれたスニーカー

使うもの

  • 100均靴底補修材
  • 100均接着剤
  • 100均紙ヤスリ

修理手順4ステップ

1・汚れを落とし、ヤスリで接着面を平らにする
【プロのコツ】ここが最重要!濡らした布で泥や汚れを拭き取った後、紙ヤスリで接着面をガシガシ削ります。表面が白っぽく毛羽立つくらいがベスト。

これにより接着剤が染み込む面積が増え、強度が劇的に向上します。

2・補修シートをすり減った形に合わせてカットする
スニーカーのかかとの形に合わせて、ハサミやカッターでカットします。

少し大きめにカットし、貼り付けた後にはみ出た部分を削る方法もおすすめです。

3・接着剤を塗り、シートを貼り付けて圧着する
スニーカー側と補修材の両方に、接着剤をヘラなどで薄く均一に塗り広げます。塗りすぎは乾燥を遅らせ、強度を落とす原因になるので注意。

5〜8分ほど少し乾かしてから貼り合わせると、より強力に接着します。

4完全に乾燥するまで待つ(乾燥時間の目安も解説)
貼り付けたら、体重をかけるように強く圧着します。

その後、マスキングテープなどで固定し、パッケージに記載されている時間(最低でも24時間以上)は絶対に動かさず、履かずに放置しましょう。

靴底の剥がれ・浮き修理【パックリ剥がれたソールに】

「ワニの口」のようにソールがパックリ開いてしまった…。これも100均グッズで応急処置が可能です。

靴底のはがれたスニーカー

使うもの

  • 100均接着剤
  • マスキングテープ
  • 紙ヤスリ、つまようじ

修理手順3ステップ

1・剥がれた部分の古い接着剤や汚れを取り除く
剥がれた隙間に詰まった砂やホコリを、ブラシや乾いた布で徹底的に掻き出します。古い接着剤の塊が残っている場合は、ヤスリで削り落としましょう。この下地処理を怠ると、接着力は半減します。

2・接着剤を塗り広げ、強く圧着する
つまようじなど先の細いものを使い、剥がれた部分の奥まで接着剤を塗り広げます。接着剤を塗ったら、10分ほど置いて少し水分を飛ばしてから、ソール全体を強く押さえつけます。

3・マスキングテープやゴムバンドで固定し乾燥させる
接着剤がはみ出してこないように、ソールの側面にマスキングテープを貼っておくと安心です。その上からゴムバンドや紐でぐるぐる巻きにして、圧着した状態をキープしたまま24時間以上放置します。

靴底の小さな穴・亀裂の補修【貫通する前に】

小石などを踏んでできてしまった小さな穴や、屈曲部分の亀裂。雨水が染み込む前に塞ぎましょう。

スニーカーの靴底の小さな穴や亀裂

使うもの

  • 100均シューズ補修剤(チューブタイプ)
    大きな穴は、ダイソー靴底補修材が必要です。(滑り止めパット)
  • ヘラ
  • マスキングテープ
ダイソー靴底補修材
粘着剤が付いているタイプと付いてないタイプがあるようです

実際にスニーカーの靴底を修理してみました

3年程度使ったスニーカーの靴底がすり減っていたので、100均で材料を買って修理してみました。

ダイソウで靴底補修材とかかと用パットを買ってきました

ダイソーで靴底補修材

粘着があるタイプは、すぐにはがれてくる恐れがあるため、粘着剤なしで接着剤(ボンド)を利用して付けた方がはがれにくいと思います。

ダイソーに買いに行ったら、粘着剤なしのタイプと、かかと用のパットがありました。

他のタイプは、在庫切れでした。

ダイソーかかと用のパット

現在のすり減った靴底

現在のすり減った靴底

雨の日に、靴の中に水がにじんできていると思って、靴底を見てみると、こんなに傷んでいたとはビックリしました。

買ってから、3年ほどたっています。

最初に靴底に紙やすりをかけました

靴底にやすりをかける様子
靴底にやすりをかける様子

次に靴底と補修材にボンドを塗りました

靴底にボンドを塗りました
補修材もボンドを塗る様子

5分~8分ほどそのままで、少し乾燥させてから接着した方がしっかりと良く着くようです。

もう少し置いておこうかなと思いましたが、触ってみると固まりかけていたので、5分ほどで止めて靴底に張り合わせました。

貼り合わせてクリップで固定しました

もう少し、大きくて広い補修材があればよかったのですが、この補修材が1番大きかったので仕方ありません。

貼り合わせてクリップで固定する様子

修理手順3ステップ

1・穴や亀裂の周辺をきれいにする
ここでも下地処理が重要。穴の中の汚れを掻き出し、周辺をヤスリがけして補修剤の食いつきを良くします。

2・補修剤を充填し、ヘラで平らにならす
補修箇所以外に剤が付かないよう、周囲をマスキングテープで保護します。チューブから補修剤を穴に充填し、付属のヘラやクリアファイルなどをカットしたもので表面を平らにならします。穴が大きい場合は補修材(パット)を使用しましょう。

3・しっかり乾燥させる
肉盛りした補修剤は乾燥に時間がかかります。厚みにもよりますが、24時間以上は見ておくと安心です。焦りは禁物です。

スニーカーのかかと修理100均補修材を貼りました

かかと修理100均補修材

かかと専用の補修材は、広さが少し足らなかったので、つま先用の補修材を使用する事にしました。

つま先用の補修材を使用する様子

かかとにボンドのはみ出し防止用にマスキングテープを使用しました。

貼り付けて見ると、5分ほどボンドを乾かしていたため、はみだしはあまりなくて、テープは貼らなくても良かったようです。

マスキングテープを使用する様子

ダイソウの靴底用接着剤は、意外と量が少なくて、片方使用したらなくなってしまいました、そのため、両方で2本の接着剤を使用してしまいました。

2本の接着剤を使用してしまいました

かかとは、デコボコしていたので、強く圧着するため、ブロックを載せて置きました。

ブロックを載せて圧着する様子

作業終了しました

完成した靴底の様子

完全に乾燥するには、約24時間の乾燥時間が必要とされています。

そのため、24時間以内に履いたりしないようにする事が大切です。

ビフォーアフター

修理してから2ヵ月半の様子

修理してから、毎日履いて使用した、2ヵ月半の様子です。

まったくはがれていません。

毎日履いて使用した2ヵ月半の様子

今回使ったダイソウーの材料

今回は、ダイソウの補修材を4枚と、接着剤を2本使用しました。

今回の材料費
  • ダイソウボンド・110円×2本=220円
  • 補修材・2枚入り×2個=220円
  • 合計=440円
今回使ったダイソウーの材料

修理のクオリティを上げる!成功させるための3つのコツ

コツ①:接着前の「下地処理」が最も重要!

何度もお伝えしますが、これが全てと言っても過言ではありません。

ヤスリがけは、プロの修理でも基本中の基本。

ここを丁寧に行うだけで、接着強度と耐久性は2倍にも3倍にもなります。

やすりをかけた後は、濡れたぞうきんで良く拭き取ってカスを取ることがとても重要です。

コツ②:接着剤は「薄く均一に」塗るのが正解

不安だからと接着剤をてんこ盛りにするのは逆効果。

接着剤は、化学反応で硬化するため、厚塗りすると内部まで完全に固まらず、

結果的に強度不足になります。薄く均一に塗り広げることを意識してください。

コツ③:「完全乾燥」まで絶対に触らない・履かない

「もう固まったかな?」と触りたくなる気持ちは分かりますが、ぐっと我慢。

特に圧着が必要な修理では、表面が固まっても内部はまだ柔らかいことが多いです。

24時間ほどの硬化時間を守り、できればそれ以上の時間を置くくらいの余裕を持ちましょう。

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実際に試して分かった!100均靴底修理のリアルなメリット・デメリット

「スニーカー靴底修理を100均で」と考える際、良い点だけでなく、正直なところを知っておくのが大切です。

メリット

なんといっても圧倒的に安い!

100均では、圧倒的に価格が安くできる点が魅力です。

思い立ったらすぐにできる手軽さ

専門店に持って行く手間や、オンラインで注文して配送する時間を考えれば、

近所の100円ショップで材料を揃えて1時間程度で作業できる手軽さは大きなメリットです。

「もうすぐ履き潰すスニーカー」なら十分なクオリティ

「あと数ヶ月もてば良い」「雨の日用のサブスニーカーだから見た目は気にしない」

といった割り切った使い方であれば、100均修理のクオリティは十分満足できるレベルです。

デメリット

耐久性は高くない(数週間〜数ヶ月で剥がれることも)

正直なところ、プロの修理や専用補修剤と比べると耐久性は見劣りします。

歩き方や使用頻度によっては、数週間で再び剥がれてくることも。あくまで「延命措置」と割り切りましょう。

修理箇所の見た目が悪くなりやすい

補修シートも、元のソールの色やデザインと合わないと、修理したことが一目で分かってしまいます。

大きな破損や深いすり減りには対応できない

ソールの大部分が剥がれていたり、ミッドソール(靴底の中間層)が見えるほど深くすり減っていたりする重度の損傷には対応できません。

無理に修理しようとしても、すぐに壊れてしまいます。

防水性は期待できない

補修箇所から水が染み込んでくる可能性は十分にあります。

雨の日に履くスニーカーの修理には、あまり向いていないと言えるでしょう。

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【これはNG】100均での靴底修理が向かないスニーカーの状態とは?

安くて手軽な100均修理ですが、手を出さない方が良いケースもあります。

大切なスニーカーをダメにしないためにも、以下の状態のスニーカーは専門家への相談を検討してください。

ソール全体がボロボロ…「加水分解」しているスニーカー

久しぶりに履こうとしたスニーカーの靴底が、消しゴムのかすのようにボロボロと崩れる現象。

これはウレタン素材が空気中の水分と反応して起こる「加水分解」です。

この状態になると、部分的な補修では意味がなく、ソール全体の交換(オールソール)以外に再生する方法はありません。

ミッドソールまで達するほど、靴底が広範囲にすり減っている

靴底のゴム層を完全に通り越し、その内側にあるスポンジ状の「ミッドソール」が見えてしまっている状態。

ここまでくると、100均の薄いシートでは高さが足りず、補修剤を盛っても十分な強度が得られません。

歩行バランスも崩れ、足を痛める原因にもなります。

高価なブランドスニーカーやお気に入りの一足

数万円以上するブランドスニーカーや、プレゼントされた思い出の品など、絶対に失敗したくない一足は、

迷わずプロに任せましょう。修理費用はかかりますが、美しい仕上がりと安心感には代えられません。

靴職人

まとめ:100均でのスニーカー靴底修理は賢く活用しよう!

最後に、この記事の要点をまとめます。

「スニーカー靴底修理 100均」は、正しい知識を持って行えば、非常に有効な選択肢です。

  • 結論、スニーカーの靴底は100均グッズで修理可能。
  • ダイソーやセリアの補修シートや接着剤が使える。
  • ただし、あくまで「応急処置」であり、耐久性は高くない。
  • 修理前には「洗浄・乾燥・ヤスリがけ」の下地処理が必須。
  • かかとのすり減りには「補修シート」が手軽で有効。
  • ソールの剥がれには「強力接着剤」を使い、圧着・固定する。
  • 小さな穴や亀裂は「チューブタイプの補修剤」で埋める。
  • 修理成功のコツは「下地処理」「薄塗り」「完全乾燥」。
  • 100均修理の最大のメリットは「圧倒的な安さ」。
  • デメリットは「耐久性の低さ」と「見た目の悪さ」。
  • 防水性は期待できないため、雨の日の使用は注意。
  • ソールがボロボロになる「加水分解」は100均では修理不可。
  • ミッドソールが見えるほどの重傷も、プロへの依頼を推奨。
  • 大切なブランドスニーカーの修理も避けるべき。
  • 確実性を求めるなら、費用はかかっても修理専門店へ。

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