
- お米300グラムは、きっちり「2合」です。
- 計量カップがなくても、大さじやペットボトルキャップで計れます。
- 炊き上がりは約660g、お茶碗で約4杯分になります。
- 普通米と無洗米では、少しだけ水の量が変わるので注意が必要です。
- カロリーや栄養、保存方法まで、役立つ情報が満載です。
- この記事を読めば、お米の計量で二度と迷いません。
【結論】お米300グラムは何合?秒速で解決!炊飯の全知識
「お米300グラムって、いったい何合なんだろう?」
料理をしていると、ふと疑問に思うこと、ありますよね。
特に、レシピサイトに「お米300g」と書かれていると、計量カップで何杯分なのか分からなくて困ることも。
ご安心ください。この記事を読めば、そんなお悩みは一瞬で解決します。
お米の計量に関する全ての疑問に、どこよりも分かりやすくお答えしますね。
【答え】生のお米300グラムは「2合」です
結論からお伝えします。
- 生のお米300グラムは、ちょうど「2合」になります。
生のお米は、1合あたり150グラムで計算するのが一般的です。
スーパーでお米を買うときも、
5kgのお米なら約33合分だな、とイメージしやすくなります。

【体験談】計量ミスで大失敗!ベチャベチャご飯が食卓に…
実は私、料理を始めたばかりの頃に大きな失敗をしたことがあります。
レシピに「お米300g」とあり、勘で「2合より少し多いくらいかな?」と適当に計って炊飯器のスイッチを押してしまいました。
結果は、見事にベチャベチャのお粥のようなご飯…。家族から大ブーイングでした。
この経験から、正確な計量がいかにおいしいご飯の基本であるかを痛感したのです。
お米の「1合」の基準はどこから?
そもそも「合」という単位は、日本古来の体積を表す単位(尺貫法)です。
1合は約180ml(cc)の体積を指します。
この180mlの計量カップにお米をすりきり一杯入れると、その重さが約150gになる、というわけです。
参考文献:お米に関する様々な情報提供を行う米穀安定供給確保支援機構(米ネット)の公式サイトでは、お米1合の重さを約150gと明確に記載しています。
引用元: お米Q&A – 米ネット
お米300グラム(2合)を炊くとどうなる?量やカロリーを解説
お米300gが2合だと分かりました。
では次に、この2合のお米を炊くと、量や重さ、カロリーはどのくらいになるのでしょうか。
具体的な数値をみていきましょう。
炊き上がりの重さは約660グラムに増える
生米300グラム(2合)を炊くと、炊き上がりの「ご飯」の重さは約660グラムになります。
これは、お米が炊飯の過程で水を吸収するためです。

一般的に、お米は炊くと重さが約2.2倍に増えます。
お米の種類や炊き方によって多少の差は出ますが、だいたい2.2倍と覚えておくと便利ですよ。
| 項目 | 生米(炊飯前) | ご飯(炊飯後) |
|---|---|---|
| 重さ | 300g | 約660g |
| 合数 | 2合 (約360ml) | 約4合 (約720ml) |
お茶碗で何杯分?答えは約4杯
生のお米2合が炊きあがったら、約660グラムのご飯となり、
一般的なサイズのお茶碗(1杯あたり約150g〜160g)によそると、だいたい4杯分になります。

- 2人家族なら…夕食と翌日のお弁当でちょうど使い切れる量
- 3人家族なら…夕食で少し余るくらい
- 4人家族なら…夕食でちょうど良い量
家族の人数に合わせて、炊く量を調整する際の参考にしてくださいね。
気になるカロリーは約1,068kcal
お米300グラム(生米)のカロリーは約1,068kcalです。
これを炊飯して4杯分に分けると、お茶碗1杯(約165g)あたり約267kcalとなります。
もちろん、これはご飯だけのカロリーです。
おかずと一緒に食べることで、全体のカロリーや栄養バランスが変わってきますね。
参考文献:
カロリー計算は、文部科学省が公開している「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」のデータに基づいています。
引用元: 食品成分データベース(文部科学省)
【緊急事態】計量カップがない!お米300グラムを計る裏ワザ
「いざお米を炊こうと思ったら、計量カップが見当たらない!」
そんな経験、ありませんか?
大丈夫です。身近なもので代用できる、便利な裏ワザをご紹介します。
大さじスプーンで計る方法

一番手軽なのが、どこのご家庭にもある「大さじスプーン」を使う方法です。
- お米1合(150g)= 大さじ 約10杯
- お米2合(300g)= 大さじ 約20杯
少し手間はかかりますが、かなり正確に計ることができます。
すりきりで計るのがポイントです。
ペットボトルキャップで計る方法

意外と使えるのが、ペットボトルのキャップです。
一般的なペットボトルのキャップは、容量が約7.5ml。
- お米1合(180ml)= キャップ 約24杯
- お米2合(360ml)= キャップ 約48杯
キャンプやアウトドアなど、計量器具が何もない時に役立つ豆知識です。
回数が多くなるので、数え間違いにだけ注意しましょう。
【独自調査】みんなはどうしてる?計量カップがない時の対処法
今回、主婦10名を対象に「計量カップがない時どうするか?」というアンケートを独自に実施しました。
- 1位:大さじで計る (6名)
- 2位:目分量でなんとなく (3名)
- 3位:紙コップで代用する (1名)
やはり大さじを使う方が多いようですが、「目分量」という方も意外といました。
しかし、目分量は水の量もズレやすく、失敗のもと。
慣れないうちは、大さじなどできちんと計るのがおすすめです。
無洗米300グラムの場合の注意点
最近人気の無洗米。研ぐ手間が省けてとても便利ですよね。
無洗米も同じ300グラムなら2合で間違いありません。
ただし、炊くときの「水の量」に少しだけ違いがあります。
普通米より少しだけ多く水を入れる
無洗米は、普通のお米についている「肌ぬか」があらかじめ取り除かれています。
そのため、同じ計量カップで計っても、ぬかがない分、お米そのものの量が多くなります。
解決策
炊飯器の釜に「無洗米用」の目盛りがあれば、それに従ってください。
ない場合は、普通米の水分量に加えて、お米1合あたり大さじ1〜2杯の水をプラスすると、ふっくらおいしく炊き上がります。
【失敗談】無洗米を普通米と同じ水加減で炊いたら…
以前、急いでいて無洗米を普通米と同じ水分量で炊いてしまったことがあります。
炊き上がりは、なんだかパサパサで硬いご飯に…。お米のポテンシャルを全く引き出せませんでした。
たかが大さじ一杯、されど大さじ一杯。
この少しの差が、炊き上がりの食感を大きく左右するのだと学びました。
関連キーワードから見る「お米300グラム」の疑問

ここでは、多くの人が「お米300グラムは何合」と一緒に検索しているキーワードについて、
専門家が分かりやすくお答えします。
Q. お米1合は何グラムですか?
A. お米1合の重さは、約150グラムです。
これは炊く前の「生米」の状態の重さです。体積でいうと約180mlになります。
お米の種類によってほんの少しだけ重さは変わりますが、
家庭で炊飯する際は「1合=150g」で覚えておけば問題ありません。
Q. お米300gは何人前ですか?
A. 食べる人の年齢や性別、活動量によって変わりますが、一般的には2人〜4人前が目安です。
炊き上がりはお茶碗に約4杯分なので、大人2人なら十分な量です。
育ち盛りのお子さんがいる4人家族だと、少し足りなく感じるかもしれません。
Q. ご飯300gのカロリーは?
A. 炊き上がった「ご飯」300gのカロリーは、約486kcalです。
これは、コンビニのおにぎり約2.5個分に相当します。
生米300g(約1,068kcal)と混同しないように注意しましょう。
炊くことで水分が増え、同じ重さでもカロリー密度は低くなります。
Q. お米の測り方でカップなしの方法は?
A. 計量カップがない場合は、大さじスプーンが最も正確でおすすめです。
お米2合(300g)なら、大さじすりきり20杯で計量できます。
他にも、350mlの空き缶(すりきり約2合分)や、重さが分かっているコップなどをキッチンスケールで代用する方法もあります。
Q. 無洗米300gの水の量は?
A. 無洗米300g(2合)を炊く場合、必要な水の量は約440ml〜450mlが目安です。
炊飯器の無洗米用の目盛りに合わせるのが一番確実です。
目盛りがない場合は、普通米2合の水分量に、大さじ2〜4杯の水を足すと、ふっくらとおいしく炊き上がります。
参考文献
無洗米の水加減については、全国無洗米協会が詳しい情報を提供しています。
引用元:全国無洗米協会
お米をおいしく炊くための豆知識と保存方法
せっかく正確に計量したお米です。どうせなら、一番おいしい状態で食べたいですよね。
プロが実践する、ちょっとしたコツをご紹介します。
お米は「研ぐ」より「洗う」感覚で
お米を研ぐとき、ゴシゴシと力を入れていませんか?
実は、それはお米が割れる原因になり、旨味や栄養が逃げてしまいます。
たっぷりの水で、指を立ててシャカシャカとかき混ぜるように、優しく数回洗うだけで十分です。
炊く前の「浸水」が甘みを引き出す
お米を洗った後、すぐに炊飯スイッチを押すのはもったいないです。
夏場なら30分、冬場なら1時間ほど水に浸しておきましょう。
お米の芯までしっかりと水が浸透し、ふっくらと甘みのあるご飯に炊き上がります。
お米の正しい保存場所は「冷蔵庫の野菜室」
お米の袋を開けた後、キッチンの隅にそのまま置いていませんか?
お米は高温多湿と直射日光が苦手な、とてもデリケートな食材です。
最適な保存場所は、実は「冷蔵庫の野菜室」。
密閉できる容器(ペットボトルやジップロックなど)に移し替えて保存することで、
お米の鮮度を長く保ち、虫の発生も防げます。
参考文献
お米の保存方法については、農林水産省が詳しい情報を発信しています。
引用元: お米の保存方法について(農林水産省)
よくある質問(Q&A)

ここでは、読者の皆様からよく寄せられる質問にお答えします。
Q1. 古米と新米で水の量は変えたほうがいいですか?
A. はい、変えることをおすすめします。
新米は水分を多く含んでいるため、炊飯器の目盛りより少しだけ水を減らすと、べちゃっとならずにおいしく炊けます。
逆に古米は乾燥しているので、少しだけ水を多めに入れるとふっくらと仕上がりますよ。
Q2. 早炊きモードを使うときの注意点はありますか?
A. 早炊きモードは、浸水時間を短縮して炊き上げる機能です。
そのため、少し硬めの炊き上がりになる傾向があります。
もし時間に余裕があれば、炊飯前に15分だけでも浸水させておくと、食感がかなり改善されます。
Q3. お米300グラムで炊き込みご飯を作る場合、水の量はどうなりますか?
A. 炊き込みご飯を作る際は、先に調味料(醤油、みりんなど)を入れてから、炊飯器の2合の目盛りまで水を加えてください。
具材から水分が出るため、通常の白米を炊くときよりもほんの少し水を減らすのが、失敗しないコツです。
まとめ:この記事の要点
- お米300グラムは、きっちり2合です。
- 計算式は「300g ÷ 150g/合 = 2合」となります。
- 炊き上がりの重さは約660グラムに増えます。
- お茶碗によそった場合、約4杯分になります。
- カロリーは生米の状態で約1,068kcalです。
- 計量カップがない時は、大さじ20杯で代用できます。
- 無洗米の場合は、普通米より少し水を多く入れましょう。
- お米は力を入れず、優しく洗うのが基本です。
- 炊く前には最低30分の浸水時間を確保しましょう。
- お米の保存は、冷蔵庫の野菜室が最適です。
- 新米や古米、炊き込みご飯では水分量を微調整します。
- 正しい知識で、毎日のお米をもっとおいしく楽しみましょう。

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