
ここでは、自転車の6歳は何インチが良いのか、詳しく解説していますので参考にしてみて下さい。
- 自転車の6歳は身長から選ぶ
- 6歳のインチを選ぶ基本
- 両足がしっかり地面につく事
- ブレーキの固さや握りやすさ
- ハンドルの形状も大切
- 自転車のハンドルの高さ
自転車の6歳は身長から選ぶ
子供の自転車選びでは、メーカーから身長に対するインチの標準が示されています。
6歳だから、1種類のインチだとは言えません。
メーカーによると、6歳では16インチ~22インチまで当てはまるとなっています。
6歳でも、身長に個人差があるため身長をみてインチを選ぶのが最適です。
身長に応じた適切なインチサイズ
※メーカーやモデルによっても少し異なることがあります。
サイズ | 適応身長 | 年齢(目安) |
---|---|---|
14インチ | 92~107 cm | 3〜5歳 |
16インチ | 98~119 cm | 3〜6歳 |
18インチ | 103~125 cm | 4〜8歳 |
20インチ | 111~140 cm | 5〜9歳 |
22インチ | 116~145 cm | 6〜11歳 |
24インチ | 120~151 cm | 7歳以上 |
6歳の子供の平均身長は?
男子:6歳~6歳11ヶ月の平均身長 | 113.3cmから119.1cmです |
女子:6歳~6歳11ヶ月の平均身長 | 112.7cmから118.3cmです |
6歳のインチを選ぶ基本
6歳の子どもに適したインチは、一般的に16インチから20インチと言われています。
16インチは、身長が98~119cmの子どもに向いています。
16インチは、自転車に慣れていない6歳の子供にとって扱いやすく、安全面でも安心できる大きさと言われています。
18インチや20インチの自転車は、6歳では身長が110cm以上の子どもで選択できるインチで、自転車に少し慣れている場合や長期間使用することを希望する際に最適です。
両足がしっかり地面につく事

サイズを選ぶ際には、子どもがサドルにまたがったときに両足がしっかり地面につくかどうかが大切です。
地面につかない場合は、バランスが取りにくくなり、転倒のリスクが高まります。
特に、ブレーキをかけた場合に子供は急に足を使って止まろうとする場合が多くあるので注意が必要です。
成長を考えて、あまり無理に大きなサイズを選ぶと安全性が保てなくなります。
サドルを1番下まで下げた場合に、足が付くか確認する事が大切です。
ブレーキの固さや握りやすさ

ブレーキの握りやすさも重要なポイントです。手が届きにくい、あるいはブレーキが固いと、思わぬ事故につながる可能性があります。
一部のブレーキレバーには、レバーの開き幅を調整できる機能が備わっています。
手の大きさに合わせて、ブレーキレバーの遊び(レバーを一度引いてもさらに引ける余裕の部分)を調整することで、より安全に操作することが可能です。
また、子供は握力がないので、デフォルトの整備では遊びが大きくブレーキを握りにくいことがあります。
ブレーキの遊びの調整をしっかりしてもらって、子供がブレーキを操作できる重さにしてもらいましょう。
ブレーキレバーの遊びとは、レバーを握らない状態からブレーキが効き始めるまでのレバーの引き代のことです。
調整するには、ブレーキレバーに付いているアジャスターを回すか、またはブレーキ本体に固定されているワイヤーを調整します。
ブレーキレバーの遊びが大きすぎると、ブレーキの効きが悪くなることがあります。遊びが小さすぎると、指が疲れてしまうことがあります。
ブレーキレバーの遊びは、シューの減り具合によっても変わるため、シューの交換時には、再度調整が必要になる場合があります。
ハンドルの形状も大切
意外と見逃されがちなハンドルの形状があります。
ハンドルには、サドルに座った際に手の位置がしっかりと肘を伸ばし前傾姿勢を取れるフラットなタイプと、自分の方に少しカーブを描いたタイプの2種類があります。

推奨されるのは、フラットなハンドルタイプです。
自転車に乗るためのポイントは「自転車の中心」を理解することですが、フラットなハンドルは握った際に自然に前傾姿勢を促し、バランスを取りやすくします。
逆に、カーブのあるハンドルを握ると、握った時の重心が後方に偏り、バランスを保つのが難しくなると言われています。
自転車のハンドルの高さ
自転車のハンドルの高さは、サドルの座面から約10cm上にハンドルグリップが来るのが理想的です。
この高さを超えてハンドルが高すぎると肩に力が入りすぎてしまい、逆に低すぎると手首に負担がかかります。
また、ハンドルを握ったときに、腕が軽く曲がる程度が理想的です。
まとめ
- 6歳だから、1種類のインチだとは言えません
- 6歳では16インチ~22インチまで当てはまるとなっています
- 身長に個人差があるため身長をみてインチを選ぶのが最適です
- 6歳の子どもに適したインチは、一般的に16インチから20インチと言われています
- 16インチは、身長が98~119cmの子どもに向いています
- 18インチや20インチは、6歳では身長が110cm以上の子どもで選択できるインチです
- 子どもがサドルにまたがったときに両足がしっかり地面につくかどうかが大切です
- ブレーキの握りやすさも重要で手が届きやすくブレーキが固くないのが良いです
- ハンドル形状の推奨されるのは、フラットなハンドルタイプです
- ハンドルの高さは、サドルの座面から約10cm上にハンドルグリップが来るのが理想です
- ハンドルを握ったときに、腕が軽く曲がる程度が理想的です
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