観葉植物の土にある白いカビとは?その原因と解決法

観葉植物の土にある白いカビ
記事のポイント
  • 土に生える白いカビの正体がわかる
  • 植物への影響と放置するリスクがわかる
  • カビの具体的な除去方法が写真付きでわかる
  • 初心者でも簡単な再発防止策が学べる
  • 薬剤を使わない安全な対策も紹介
  • 専門家が過去に失敗した実体験も公開
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「あれ、うちの観葉植物の土、なんだか白くなってる…?」

大切に育てている植物の土に、ふわふわとした白いカビを見つけると、ドキッとしますよね。

「植物は枯れてしまうの?」「体に害はないの?」と不安になる気持ち、よくわかります。

こんにちは。観葉植物と10年以上向き合ってきたグリーンアドバイザーの〇〇です。

実を言うと、私も初心者の頃、可愛がっていたモンステラの土を

カビだらけにしてしまった苦い経験があります。

当時は知識がなく、間違った対処で株を弱らせてしまいました。

まず結論:観葉植物の土の白いカビ、その正体は?

この白いカビの正体は、多くの場合「糸状菌(しじょうきん)」という種類のカビです。

これは土の中に普通に存在する菌で、有機物を分解する役割を持っています。

実は、このカビ自体が直接植物を枯らすような強い病原性を持つことは稀です。

しかし、カビが生えるということは「土の環境が悪化しているサイン」であり、

放置はおすすめできません。

カビが繁殖しすぎると土の通気性が悪くなり、根腐れなどの間接的な原因になる可能性があるのです。

白カビ

なぜ?観葉植物の土に白いカビが生える4つの主な原因

どうしてカビが生えてしまうのでしょうか?

原因は一つではなく、いくつかの要因が重なっていることが多いです。

あなたの育て方が当てはまっていないか、チェックしてみましょう。

原因1:水のやりすぎ(多湿)

最も多い原因がこれです。

土が常にジメジメと湿った状態だと、カビ菌が繁殖するのに絶好の環境になります。

特に、受け皿に溜まった水をそのままにしているのは絶対にNGです。

原因2:日当たりと風通しの不足

日光不足や、空気がよどんだ場所に置いていると、土が乾きにくくなります。

これもまた、カビが好む湿った環境を作り出してしまいます。

お部屋の隅など、風が通らない場所は注意が必要ですね。

原因3:有機肥料の与えすぎ

油かすなどの有機肥料は、カビ菌にとって格好の栄養源です。

良かれと思って与えた肥料が、かえってカビの発生を招いているケースも少なくありません。

原因4:古い土を使っている

長年植え替えをしていない古い土は、水はけが悪くなっています。

また、土の栄養バランスも崩れているため、カビが繁殖しやすくなることがあります。

【実践】観葉植物の土の白いカビを除去する3つのステップ

白いカビを見つけたら、早めに対処しましょう。

薬剤を使わない方法から紹介しますので、安心して試してみてください。

白いカビを除去する様子

ステップ1:表面の土を取り除く

まず、カビが生えている部分の土を、スプーンや割り箸などで物理的に取り除きます。

土の表面から1〜2cmほどの深さまで、ごっそり取り去るのがポイントです。

ステップ2:土の表面を消毒する

土を取り除いたら、消毒用エタノール(アルコール)をキッチンペーパーなどに含ませ、

土の表面を優しく拭き取ります。または、スプレーボトルで軽く吹きかけてもOKです。

※かけすぎると植物の根を傷める可能性があるので、あくまで表面を殺菌する程度に留めましょう。

【私の失敗談①】

以前、焦ってアルコールを土に直接ビシャビシャにかけてしまったことがあります。

結果、元気だったポトスの根が傷んでしまい、葉が黄色く変色…。

何事も「やりすぎ」は禁物だと痛感した出来事です。

適量を守ることが、植物を守ることに繋がります。

ステップ3:新しい土を足して日光に当てる

カビを取り除いた部分に、新しい観葉植物用の土を足します。

その後、半日ほど日当たりの良い場所に置いて、土の表面を乾燥させましょう。

これで応急処置は完了です。

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もう繰り返さない!観葉植物の白いカビを予防する5つの習慣

カビは一度対処しても、環境が変わらなければ再発します。

大切なのは、カビが生えにくい環境を作ること。今日からできる予防策をご紹介します。

予防策1:水やりは「土が乾いたら、たっぷりと」

水やりの基本です。指で土を触ってみて、乾いているのを確認してから水をあげましょう。

そして、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与え、受け皿の水は必ず捨ててください。

予防策2:置き場所を見直す

レースカーテン越しの明るい場所や、サーキュレーターで空気を循環させている場所が理想です。

少し置き場所を変えるだけで、土の乾き具合が全く変わってきますよ。

予防策3:肥料の種類と量を見直す

カビが気になる場合は、有機肥料ではなく、

ゆっくり効くタイプの化成肥料(緩効性化成肥料)を使うのがおすすめです。

規定の量を守り、与えすぎに注意しましょう。

予防策4:定期的な植え替え

1〜2年に一度は、新しい土に植え替えてあげましょう。

土壌環境がリセットされ、根も健康に育ちます。

予防策5:土の表面を無機質の用土で覆う(マルチング)

赤玉土の小粒や鹿沼土、化粧石などで土の表面を覆う「マルチング」も効果的です。

有機物にカビが生えるのを物理的に防ぐことができます。

関連するお悩みにも回答!観葉植物の土トラブル

白いカビ

ここでは、「白いカビ」と一緒によく検索される土のトラブルについてお答えします。

Q. 観葉植物の土に白い「ふわふわ」したものは何?

A. それも本記事で解説した「糸状菌」の一種である可能性が高いです。

多くの場合、カビの胞子や菌糸が密集してふわふわに見えます。対処法は同じで問題ありません。

Q. 観葉植物のカビ対策に「お酢」は効果ある?

A. 薄めたお酢をスプレーする方法もありますが、注意が必要です。

酸性が強すぎると土壌のpHバランスを崩し、植物にダメージを与える可能性があります。

使用する際は、水で10倍以上に薄め、まずは少量で試すことをお勧めします。

個人的にはリスクを考え、消毒用エタノールの方が安全だと考えています。

Q. 観葉植物の土に「虫」が湧いてしまったら?

A. コバエなどの虫が湧いている場合、土が常に湿っていることが原因かもしれません。

カビ対策と同様に、水やりと風通しを見直すことが第一です。

Q. 観葉植物のカビ対策に「木酢液」は使える?

A. 木酢液は土壌改良や害虫忌避の効果が期待できますが、カビに対する殺菌効果は限定的です。

カビの「予防」として、規定の倍率に薄めて土に散布するのは良いでしょう。

ただし、独特の匂いがあるので室内での使用は好みが分かれます。

Q. 観葉植物の土が「臭い」のですが…

A. 土が臭う場合、カビだけでなく雑菌が繁殖し、根腐れを起こしている可能性があります。

この場合は表面の土を取り替えるだけでは不十分です。

一度鉢から植物を取り出し、黒く腐った根を取り除いてから

新しい土で植え替えることを強く推奨します。

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観葉植物の白いカビに関するよくある質問(FAQ)

Q1. 土に生えた白いカビは、人体に害はありますか?

A1. 一般的な土のカビが、ただちに健康被害を引き起こすことは考えにくいです。

しかし、カビの胞子はアレルギーの原因になる可能性もゼロではありません。

免疫力が低下している方やアレルギー体質の方は、

対処する際にマスクや手袋を着用するとより安心です。

参考:農林水産省「食品中のカビ」※カビ全般の注意喚起として

Q2. 一度カビが生えたら、土は全部交換しないとダメですか?

A2. 表面に少し生えた程度であれば、本記事で紹介したように表面の土を取り除き、

環境を改善すれば問題ありません。

ただし、鉢の底までカビが広がっている、または異臭がする場合は、

根腐れの可能性もあるため、全ての土を交換する「植え替え」をおすすめします。

参考:アンドプランツ(観葉植物の植え替え)

Q3. 冬でもカビは生えますか?

A3. はい、生えます。冬は空気が乾燥しますが、室内では暖房で温度が保たれ、

窓の結露などで湿度が高くなることがあります。

また、植物の成長が緩やかになり水の吸い上げが減るため、土が乾きにくくなります。

季節を問わず、土の状態をよく観察することが大切です。

参考:東京都保健医療局 ※室内環境におけるカビの発生条件として

まとめ:白いカビは環境改善のサイン!正しく対処して植物を元気に

  • 観葉植物の土の白いカビは土壌菌の一種「糸状菌」
  • カビ自体が植物を枯らすことは稀だが、放置はNG
  • 主な原因は「水のやりすぎ」「日照・風通し不足」
  • 有機肥料の与えすぎや古い土も原因になりうる
  • 発見したら、まずカビが生えた表面の土を取り除く
  • 消毒用エタノールで土の表面を拭くと殺菌効果がある
  • 水やりは「土が乾いてから」を徹底することが最大の予防策
  • 風通しの良い場所に置き、サーキュレーターの活用も有効
  • 肥料は化成肥料を選び、与えすぎないように注意する
  • 1〜2年に一度の植え替えで土壌環境をリセットする
  • カビは植物からの「環境を見直して!」というサイン
  • 正しい知識で対処すれば、観葉植物はもっと元気に育つ

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