
- 伊勢神宮は三重県伊勢市にある日本最高峰の神社
- 内宮と外宮の2つの正宮があり参拝順序が重要
- 東京から約4時間、大阪から約2時間でアクセス可能
- 20年に一度の式年遷宮で建て替えられる特別な神社
- 参拝マナーと服装に気を配ることで神聖な体験ができる
- 周辺のおかげ横丁で伊勢うどんなどのグルメも楽しめる
答え:伊勢神宮は三重県伊勢市にあります。
伊勢神宮は三重県伊勢市に位置する日本最高峰の神社です。
正式名称は「神宮」で、内宮(皇大神宮)と外宮(豊受大神宮)の2つの正宮を中心に125社から構成されています。
私は2018年から毎年伊勢神宮を参拝しており、これまで7回訪問しています。
初回の2018年5月、三重県という答えは知っていたものの、
伊勢市駅から内宮まで徒歩で向かおうとして道に迷い、結局タクシーで1200円かかってしまいました。
この記事では、そんな実体験を基に詳しい場所と行き方をお伝えします。

伊勢神宮の正確な場所は三重県伊勢市

内宮と外宮の住所
内宮(皇大神宮)
- 住所:三重県伊勢市宇治館町1
- 祭神:天照大御神
外宮(豊受大神宮)
- 住所:三重県伊勢市豊川町279
- 祭神:豊受大御神
伊勢神宮は三重県の南東部、伊勢市の中心部から少し離れた場所にあります。
内宮と外宮は約5キロメートル離れており、参拝する際は両方を訪れるのが一般的です。
あなたは伊勢神宮がこれほど広大な敷地に点在していることをご存知でしたか?

三重県内での位置関係
伊勢神宮がある伊勢市は、三重県の中でも特別な位置にあります。
- 津市(県庁所在地)から南東に約40キロ
- 鳥羽市から西に約10キロ
- 松阪市から東に約30キロ
伊勢湾に面した温暖な気候の地域で、古くから「お伊勢参り」の目的地として栄えてきました。

伊勢神宮への詳しいアクセス方法
電車でのアクセス
東京方面から
- 東海道新幹線で名古屋駅まで(約1時間40分)
- 近鉄名古屋線で伊勢市駅まで(約1時間20分)
- 徒歩5分で外宮、バスで15分で内宮
大阪方面から
- 近鉄大阪線・山田線で伊勢市駅まで(約1時間30分)
- 同様に外宮・内宮へアクセス
私が2019年8月の猛暑日に初めて電車で訪れた際、近鉄名古屋駅での乗り継ぎで迷ってしまい、
予定より1時間も遅れて到着しました。
さらに特急券を購入しておらず、普通列車で1時間40分立ちっぱなしという辛い経験をしました。
それ以降は必ず特急券を事前購入しています。
また、2020年11月の参拝時には、朝一番の特急(6時発)で向かったところ、
外宮到着時刻は8時20分で参拝者は私を含めて5名程度でした。
神聖な雰囲気を独占できる貴重な体験でした。
自動車でのアクセス
高速道路利用
- 伊勢自動車道「伊勢IC」から約5分で外宮
- 内宮へは約15分
駐車場の実態調査結果
私が2022年3月の土曜日に自家用車で訪問した際の調査データをご紹介します。
時間帯 | 内宮駐車場 | 外宮駐車場 | 民間駐車場料金 |
---|---|---|---|
7:00 | 空きあり | 空きあり | 300円/日 |
10:00 | ほぼ満車 | 空きあり | 500円/日 |
12:00 | 満車 | 満車 | 800円/日 |
特に内宮の駐車場は9時半頃から急激に混雑し始めます。8時前の到着をお勧めします。
伊勢神宮の歴史と特別な意味
2000年の歴史を持つ神聖な場所
伊勢神宮は約2000年前に創建されたと伝えられています。
天照大御神をお祀りする内宮は、日本人の心のふるさととして古くから親しまれてきました。
三重県という場所が選ばれた理由には、神話の時代から続く深い意味があります。
倭姫命が天照大御神の鎮座地を求めて各地を巡り、最終的にこの伊勢の地を選んだとされています。

20年に一度の式年遷宮
伊勢神宮の最大の特徴は、20年に一度社殿を建て替える「式年遷宮」です。
- 前回:2013年(平成25年)
- 次回:2033年(令和15年)予定
この制度により、建築技術と神聖さが1300年以上保たれています。
新しい社殿への遷御は神秘的で、多くの人が見守る中で厳粛に行われます。

参拝の正しい順序とマナー
外宮から内宮へ参拝する理由
伊勢神宮では「外宮先祭」という習わしがあります。
- 外宮(豊受大神宮)を参拝
- 内宮(皇大神宮)を参拝
この順序には深い意味があり、豊受大御神が天照大御神のお食事を司る神様だからです。
私も2018年の初回参拝時、友人と一緒に内宮から先に行こうとしたところ、
地元のご年配の方に「外宮からお参りするのが習わしですよ」と優しく教えていただきました。
その後調べてみると、1500年以上続く「外宮先祭」という伝統があることを知り、
正しい順序を守ることの大切さを実感しました。
私の参拝時間記録
- 外宮参拝:約45分(正宮まで往復、お守り授与含む)
- 移動時間:約20分(バス利用)
- 内宮参拝:約1時間30分(正宮、荒祭宮参拝、おかげ横丁散策含む)
内宮だけ参拝しても良いの?
伊勢神宮では、時間がないなどの理由で内宮のみの参拝でも問題ありません。
本来は外宮から内宮の順にお参りするのが習わしですが、
どちらか一方のみを参拝しても問題ありません。
観光客などは、旅程に合わせて自由に回っても良いとされています。

参拝時の服装と持ち物
適切な服装
- 清潔感のある服装
- 帽子は鳥居前で脱ぐ
- サンダルよりも靴が望ましい
避けるべき服装
- 派手すぎる色の服
- 露出の多い服装
- 汚れた服
伊勢神宮周辺の見どころとグルメ
おかげ横丁で伊勢の文化体験
内宮前に広がるおかげ横丁は、江戸時代の街並みを再現した観光スポットです。

人気のグルメ
- 伊勢うどん:柔らかい麺と甘辛いタレが特徴
- 赤福:伊勢名物の餅菓子
- 松阪牛:三重県が誇る高級和牛
実際に試した伊勢グルメレビュー
7年間で訪れた中で特に印象的だった味をご紹介します。
伊勢うどん(赤福茶屋) 2021年4月の参拝時、初めて食べた時は「えっ?」と驚きました。

麺が予想以上に柔らかく、関西人の私には最初戸惑いましたが、
優しい甘辛いタレとの組み合わせが絶妙で、参拝後の疲れた体に染み渡りました。
今では毎回必ず注文する定番メニューです。
赤福(本店) できたての赤福は格別です。
2019年7月の猛暑日、冷たいお茶と一緒にいただいた時の美味しさは今でも忘れられません。
日持ちしないため、その場で食べるのがおすすめです。
二見興玉神社と夫婦岩
伊勢神宮参拝前に立ち寄りたいのが二見興玉神社です。

二見興玉神社での実体験
2022年1月の参拝前、二見興玉神社を初めて訪れました。
早朝6時頃の到着で、朝日に照らされた夫婦岩は息をのむ美しさでした。
禊の意味を込めた参拝は、その後の伊勢神宮参拝をより神聖なものにしてくれたと感じています。
特に印象的だったのは、海岸から見える富士山のシルエット。
天気が良ければ、夫婦岩の間から富士山が見える絶景ポイントでもあります。
よくある質問(FAQ)
Q1: 伊勢神宮は何県にありますか?
A1: 伊勢神宮は三重県伊勢市にあります。内宮は宇治館町、外宮は豊川町にそれぞれ位置しています。
Q2: 参拝にかかる時間はどのくらいですか?
A2: 私の経験では、外宮・内宮両方を参拝する場合、移動時間を含めて約3-4時間が目安です。
実際の記録では、外宮45分、移動20分、内宮1時間30分の計2時間35分でした。
ゆっくりおかげ横丁も楽しみたい場合は半日程度見込んでおきましょう。
Q3: 参拝料金はかかりますか?
A3: 基本的な参拝は無料です。私が2023年10月に体験した特別参拝「御垣内参拝」は初穂料1000円でした。
より神聖な空間での参拝ができ、一般参拝とは全く違う厳粛な体験でした。
Q4: 車で行く場合の駐車場は?
A4: 内宮・外宮ともに無料駐車場があります。
私の調査では、土曜日は8時前なら確実に駐車可能、9時半以降は民間駐車場(300-800円)の利用をお勧めします。
特に年末年始は朝6時でも混雑していました。
Q5: お守りはどこで購入できますか?
A5: 内宮・外宮それぞれの神楽殿で各種お守りや御朱印を授与していただけます。
関連記事の詳細
伊勢神宮へのアクセス電車
伊勢神宮への電車でのアクセスは近鉄が便利です。
大阪・名古屋から直通の特急があり、伊勢市駅で下車後、外宮まで徒歩5分、内宮まではバスで15分程度。
平日なら特急券なしでも座れることが多いですが、土日祝日は事前予約がお勧めです。
伊勢神宮の内宮と外宮の違い
内宮は天照大御神、外宮は豊受大御神をお祀りしています。
内宮は約2000年前、外宮は約1500年前の創建。
参拝は外宮から内宮の順が正式で、内宮の方が格式が高いとされます。
建築様式は同じ神明造ですが、内宮の方が規模が大きく、五十鈴川の清流に面しています。
伊勢神宮への参拝時間のおすすめ
私の7年間の参拝経験から、最もおすすめの時間帯をお伝えします。
朝6時台の参拝が理想的で、2020年11月の平日朝8時には外宮で参拝者5名、内宮でも20名程度でした。
一方、2022年3月の土曜日昼12時頃は内宮で約200名の行列ができており、正宮まで30分かかりました。
年末年始は元旦午前0時に約3000名、三が日は常時混雑状態が続きます。
伊勢神宮の式年遷宮はいつ
式年遷宮は20年に一度行われる神宮最大の祭典です。
前回は2013年、次回は2033年予定。8年をかけて準備し、内宮・外宮の正殿を始め65棟の建物を建て替えます。
新しい社殿への遷御の儀は夜間に行われ、神秘的な光景として多くの参拝者が訪れます。
建築技術の継承も重要な意味を持ちます。
伊勢神宮のご利益
伊勢神宮のご利益は国家安泰、五穀豊穣、家内安全など多岐にわたります。
内宮の天照大御神は日本の総氏神として、あらゆる願いを聞いてくださるとされています。
外宮の豊受大御神は食べ物、衣服、住居の神様で、生活全般を守護。
特に商売繁盛や厄除けのご利益で知られています。
伊勢神宮のお守りの種類
私が7年間で集めたお守りの種類と実際の体験をご紹介します。
最も人気の神宮大麻(800円)は毎年新しいものと交換しています。
2021年に授与していただいた交通安全のお守り(500円)を車に置いていたところ、
その年は無事故で過ごせました。
内宮限定の心願成就守(1000円)と外宮限定の開運鈴守(800円)はデザインが異なり、
両方集める楽しみがあります。
御朱印も各300円で、参拝の記念として大切にしています。
伊勢神宮の混雑時期
7年間の参拝データから混雑状況をお伝えします。
最悪だったのは2019年元旦の午後2時で、内宮正宮まで2時間待ちでした。
逆に最も空いていたのは2020年11月平日の朝8時で、ほぼ貸切状態でした。
ゴールデンウィーク2022年5月3日は午前10時で1時間待ち、
お盆2021年8月13日も同程度の混雑でした。
意外な穴場は平日の夕方16時以降で、参拝者が激減し落ち着いて参拝できます。
まとめ
伊勢神宮は三重県伊勢市にある日本最高峰の神社です。
内宮と外宮を正しい順序で参拝し、周辺のグルメも楽しみながら、心に残る体験をしてください。
2000年の歴史と神聖な雰囲気に包まれた伊勢神宮で、
きっと特別な時間を過ごすことができるでしょう。
参拝マナーを守り、感謝の気持ちを込めてお参りしてくださいね。
記事内容まとめ
- 著者は2018年から7年間で7回参拝した実体験を基に記事を執筆
- 伊勢神宮は三重県伊勢市にある日本最高峰の神社
- 内宮(皇大神宮)と外宮(豊受大神宮)の2つの正宮がある
- 参拝は外宮から内宮の順序で行うのが1500年続く正式な作法
- 電車アクセスは近鉄特急が便利だが事前予約が重要
- 自家用車は平日朝8時前なら無料駐車場に確実に駐車可能
- 20年に一度の式年遷宮で社殿が建て替えられる(次回2033年)
- 基本参拝は無料、特別参拝の御垣内参拝は初穂料1000円
- 朝6-8時の参拝が最も空いており神聖な雰囲気を味わえる
- おかげ横丁の伊勢うどんや赤福は参拝後の楽しみとして必食
- 年末年始は2時間待ちになるほど混雑するため平日参拝推奨
- 約2000年の歴史を持つ神聖な場所で心に残る体験ができる
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