カジキとメカジキの違いとは?おすすめレシピ完全ガイド

カジキとメカジキ

スーパーの鮮魚コーナーで「カジキ」と「メカジキ」の切り身を見て、

「何が違うのだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?

実は、この二つは名前が似ているだけで、生物学的には全く別の種類の魚です。

記事のポイント
  • メカジキとカジキ(マカジキなど)は生物学上、全く別の魚
  • メカジキは脂が多く白っぽい身で、加熱調理向き
  • カジキは脂が少なく赤身で、刺身やさっぱりした料理向き
  • 切り身の色で簡単に見分けられる
  • それぞれの特徴に合ったレシピがおすすめ
  • 「カジキマグロ」はマグロとは別物
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根本的な違い:カジキとメカジキは分類学上まったくの別人

まず最も重要な点は、一般的に「カジキ」と呼ばれる魚と

「メカジキ」が、生物の分類上、異なる科に属しているという事実です。

これは、人間とチンパンジーが同じヒト科に属しているのに対し、

カジキとメカジキはネコ科とイヌ科ほど違う、

と考えると分かりやすいかもしれません。

メカジキは「メカジキ科メカジキ属」

メカジキは、スズキ目メカジキ科に分類される魚で、

「メカジキ属」にはこのメカジキ1種しか存在しません

非常に特徴的な存在であり、学術的にも独立した地位を築いています。

メカジキ

流通する「カジキ」の多くは「マカジキ科」

一方、私たちがスーパーなどで「カジキ」として目にするものの多くは、

スズキ目マカジキ科に属する魚です。

マカジキ科には、マカジキ、バショウカジキ、クロカジキなど、

複数の種類が含まれています。

カジキ

スーパーの「カジキ」の正体

一般的に安価で流通している切り身は

「マカジキ」や「バショウカジキ」であることが多いです。

これらの総称として「カジキ」というラベルが使われていると理解すると良いでしょう。

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【一覧比較】カジキとメカジキの具体的な違い

生物学的な違いが、見た目や味、価格にどう影響するのでしょうか。

ここでは、情報過多にならないよう、重要なポイントを表で整理し、比較解説します。

比較項目メカジキカジキ(主にマカジキ)
見た目(切り身)全体的に白っぽく、淡いオレンジ色赤みが強く、血合いがはっきりしている
味・食感脂がのっており、柔らかくしっとり脂は少なめで、さっぱりとした淡白な味わい。身が締まっている
価格帯比較的高価比較的安価
主な漁獲域全世界の温帯・熱帯海域種類によるが、主に太平洋やインド洋の温帯・熱帯海域
栄養(DHA/EPA)豊富に含まれるメカジキよりは少ない

見た目での見分け方

切り身で見分ける際は、身の色に注目するのが最も簡単です。

脂が多く含まれるメカジキは全体的に白っぽく、

ピンクやオレンジがかった色をしています。

対してマカジキなどのカジキ類は、マグロに似た赤身が特徴です。

マカジキとメカジキの切り身

味と食感の決定的な違い

味の最大の違いは脂の量です。

メカジキはその豊富な脂からくるコクと、

加熱してもパサつきにくいしっとりとした食感が魅力です。

一方、マカジキは脂肪が少なく、さっぱりとしていて身の締まりが良いため、

歯ごたえを感じられます。

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プロが教える!特徴を活かした美味しい食べ方と使い分け

それぞれの魚が持つ特徴を理解すれば、料理の幅は格段に広がります。

ここでは、それぞれのポテンシャルを最大限に引き出す調理法をご紹介します。

脂の旨味を活かす「メカジキ」のおすすめレシピ

メカジキのしっとりとした食感と脂の旨味は、加熱調理に最適です。

  • 照り焼き
    豊富な脂が甘辛いタレと絡み、ご飯が進む一品に。
  • フライ・ムニエル
    加熱しても硬くなりにくいため、外はカリッと、中はふっくらジューシーに仕上がります。
  • 煮付け
    煮込んでも身がパサつかず、旨味が煮汁に溶け出します。
メカジキは照り焼きなどがおすすめ

さっぱりした味わいの「カジキ(マカジキ)」のおすすめレシピ

淡白で上品な味わいのマカジキは、素材の味を活かす調理法が向いています。

  • 刺身・カルパッチョ
    新鮮なものであれば、そのさっぱりとした味わいと食感をダイレクトに楽しめます。
  • 塩焼き
    シンプルに塩で焼くことで、魚本来の風味を引き立てます。
  • 味噌漬け・粕漬け
    保存性を高めつつ、淡白な身に旨味を染み込ませる日本の伝統的な調理法です。
マカジキは刺身など生がおすすめ

よくある疑問:カジキはマグロの仲間ではない?

「カジキマグロ」という言葉を耳にすることから、

カジキをマグロの一種だと考えている方も少なくありませんが、これも明確な誤解です。

生物学的な分類で言うと、カジキは「スズキ目」に属しますが、

マグロは「サバ科」に属しており、全く異なる系統の魚です。

見た目の大きさや、回遊魚である点などが似ているため、

俗称として「カジキマグロ」と呼ばれるようになったと考えられていますが、分類上は無関係です。

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まとめ

今回は、「カジキ」と「メカジキ」の明確な違いについて、

生物学的な分類から、見た目、味、価格、そして最適な調理法まで、

多角的に掘り下げて解説しました。

要点をまとめると以下の通りです。

  • メカジキと、一般的なカジキ(マカジキなど)は、分類上まったく別の魚である。
  • メカジキは脂が多く白っぽい身で、加熱調理に向いている。
  • カジキ(マカジキ)は脂が少なく赤身で、刺身やさっぱりした料理に向いている。
  • 「カジキマグロ」という言葉があるが、カジキとマグロは別の魚である。

この知識があれば、もうスーパーの鮮魚コーナーで迷うことはありません。

それぞれの特徴を理解し、その日の気分や料理に合わせて的確に選ぶことで、

あなたの食卓はより豊かで楽しいものになるでしょう。

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