
「モンステラの植え替えを冬に行ってもいいのかな?」と疑問に思ったことはありませんか?
寒い季節は、植物にとってデリケートな時期。
鉢が窮屈そうに見えても、本当に冬に植え替えてしまって良いのでしょうか。
- モンステラ冬の植え替えの注意点
- モンステラの植え替え時期はいつがベストなのか?
- 冬に植え替えが必要になるケースについて
- 冬にモンステラを植え替える具体的な手順とは
- 失敗しない!モンステラの基本的な植え替え方法の詳細
- モンステラを増やしたい!植え替えついでに株分けと増やし方
- モンステラの土選びのポイントについて
モンステラの植え替えで冬はおすすめできない
結論からお伝えすると、モンステラの植え替えを冬に行うのは、基本的には避けるべきです。
もちろん、絶対にダメというわけではありませんが、大きなリスクが伴います。
大切なモンステラを枯らしてしまうことのないよう、まずはその理由をしっかりと理解しておきましょう。
なぜ冬の植え替えは避けるべき?モンステラの休眠期とリスク
なぜ、モンステラの植え替えで冬は推奨されないのでしょうか。
それは、モンステラの生態と冬という季節の特性に関係があります。
冬はモンステラの成長が止まる「休眠期」
モンステラは、熱帯アメリカが原産の植物。
そのため、暖かい季節(春から秋)に活発に成長し、気温が下がる冬は「休眠期」に入ります。
休眠期とは、人間でいう睡眠のようなもの。生命活動を最小限に抑え、じっと春を待つ期間です。
この時期は、新しい葉を出したり、根を伸ばしたりする活動がほとんどストップします。
つまり、エネルギーをあまり使わず、体力を温存している状態なのです。
根へのダメージ回復が遅れ、枯れる原因に
植え替えは、人間でいえば「引っ越し」や「手術」のようなもの。
どれだけ丁寧に行っても、少なからず根にダメージを与えてしまいます。
生育期であれば、モンステラは持っているエネルギーを使って、傷ついた根を修復し、
新しい環境に適応しようとします。
しかし、休眠期である冬は、そのためのエネルギーが不足しています。
そのため、根の回復が非常に遅れ、最悪の場合、ダメージから回復できずに枯れてしまう危険性があるのです。
根腐れを起こしやすくなるリスク
冬は気温が低いため、土が乾きにくい季節です。
植え替え直後は、根がまだ水をうまく吸い上げられません。
そんな状態で、生育期と同じように水やりをしてしまうと、
鉢の中が常に湿った状態になり、根腐れを引き起こしやすくなります。
根腐れは、モンステラにとって致命的なトラブル。
休眠期で抵抗力が落ちている冬は、特に注意が必要です。
どうしても冬に植え替えたい… やむを得ない場合の条件と注意点

基本的には冬の植え替えは避けるべきですが、根詰まりがひどくて枯れそう、根腐れを発見した、
鉢が割れてしまったなど、緊急事態も考えられます。
もし、モンステラの植え替えを冬に踏み切る場合は、以下の条件と注意点を必ず守り、
リスクを最小限に抑えましょう。
室内で、暖かい日を選ぶ
作業は必ず暖房の効いた室内で行いましょう。屋外の冷たい風に当てるのは絶対に避けてください。
また、一日の中でも比較的気温が高い、晴れた日の昼間を選ぶのがベストです。
最低でも15℃以上の環境を確保することが望ましいでしょう。
根への負担は最小限に!
冬の植え替えで最も重要なのは、「根をできるだけ触らない」ことです。
- 根鉢は崩さない
古い土を無理に落とそうとせず、根鉢(根と土が固まったもの)をそのままの形で、一回り大きな鉢にそっと移します。 - 根の整理はしない
傷んだ根や黒ずんだ根があっても、冬はカットするのを我慢します。根を切るのは、モンステラにとって大きな負担になります。
植え替え後の徹底した温度・水管理
植え替え後は、特に慎重な管理が必要です。
- 温度
引き続き、15℃以上を保てる暖かい室内で管理します。窓際は夜間に冷え込むことがあるので注意が必要です。 - 水やり
植え替え直後は軽く水を与えますが、その後は土の表面がしっかりと乾いてから、
さらに数日待ってから与えるくらい、ごく控えめにします。常に土が湿っている状態は避けましょう。 - 肥料
休眠期に肥料は必要ありません。与えると逆に根を傷める原因になります。
モンステラの植え替えでの冬?ベストな時期はいつ?
では、モンステラの植え替えに最も適した時期はいつなのでしょうか。
最適シーズンは生育期!春~初夏(5月~7月)がおすすめ
モンステラの植え替えに最適なのは、生育期の前半にあたる5月~7月です。
この時期は、気温が十分に上がり、モンステラが最も活発に成長します。
この時期に植え替えを行えば、たとえ根に多少のダメージがあっても、
旺盛な生命力ですぐに回復し、新しい鉢にしっかりと根を張ってくれます。
植え替え後の成長もスムーズで、失敗するリスクが最も少ない時期と言えるでしょう。
秋(9月~10月)も可能?メリットとデメリット
猛暑が過ぎ、少し涼しくなってきた9月~10月も、植え替えが可能な時期です。
まだ生育期であり、冬に向けて体力をつける前に環境を整えてあげるという意味では良いタイミングです。
ただし、注意点もあります。
植え替え後、モンステラが新しい環境に慣れる前に冬の寒さが来てしまうと、
回復が間に合わない可能性があります。
秋に植え替える場合は、できるだけ9月中の、まだ暖かい時期に行うのがおすすめです。
10月後半以降は、冬の植え替えと同様に慎重に行う必要があります。
モンステラの植え替えでの冬?冬に植え替えが必要になるケースとは?
モンステラの植え替えで冬は避けるべきと説明しましたが、
それでも冬に植え替えざるを得ない状況もあります。
どのようなケースが考えられるでしょうか。
根詰まりがひどく、生育に明らかな悪影響が出ている場合
- 鉢底から根がたくさん飛び出している。
- 水を与えてもすぐに土が乾いてしまう、または水が浸透していかない。
- 葉の色が悪くなったり、新しい葉が出なくなったりした。

これらのサインが見られ、明らかに根詰まりが原因でモンステラの元気がなくなっている場合は、
春まで待つことでさらに状態が悪化する可能性があります。
この場合は、リスクを理解した上で、冬でも植え替えを検討する必要があります。
根腐れを発見し、緊急の処置が必要な場合
- 土から異臭がする。
- 株元がグラグラする。
- 葉が黄色くなったり、溶けるように枯れたりする。
このような症状がある場合、根腐れを起こしている可能性が高いです。

根腐れは放置すると株全体が枯れてしまうため、緊急手術が必要です。
冬であっても、すぐに鉢から取り出し、腐った根を取り除いて新しい土に植え替える必要があります。
鉢が破損してしまった場合

地震や不注意などで鉢が割れてしまった場合も、植え替えが必要です。
根がむき出しの状態では乾燥して傷んでしまうため、できるだけ早く新しい鉢に移してあげましょう。
【要注意】モンステラの植え替えでの冬?リスクと具体的な手順
やむを得ず冬に植え替える場合の手順を、リスクを再確認しながら詳しく見ていきましょう。
とにかく「慎重に」「優しく」「素早く」が合言葉です。
成功率を上げるための準備
準備を万全に整えることで、モンステラの植え替えで冬の成功率を高めることができます。
暖かい環境の確保(15℃以上が目安)
前述の通り、暖房の効いた暖かい室内(15℃以上)を用意します。
床が冷たい場合は、新聞紙や段ボールを敷くなどの工夫をしましょう。
必要な道具を揃える
慌てずに済むよう、必要なものを事前に揃えておきましょう。
道具 | 目的・注意点 |
---|---|
新しい鉢 | 今の鉢より一回り大きいサイズ。大きすぎると過湿の原因に。 |
鉢底ネット | 鉢底の穴から土が流れ出るのを防ぐ。 |
鉢底石 | 鉢底に敷き、水はけを良くする。 |
モンステラの土 | 水はけの良い観葉植物用の土を用意する。(詳細は後述) |
スコップ | 土を入れる際に使用。 |
割り箸など | 鉢に土を入れた後、根の隙間に土を詰める際に使用。 |
新聞紙・シート | 床の汚れ防止。 |
(剪定バサミ) | (冬は基本使わないが、根腐れ処置の場合は清潔なものを用意) |
鉢と土の準備【関連キーワード:モンステラの土】
新しい鉢には鉢底ネットを敷き、その上に鉢底石を入れます。
土は、水はけの良い観葉植物用の培養土が基本です。
市販のもので十分ですが、もし可能であれば、赤玉土(小粒)や鹿沼土、パーライトなどを混ぜて、
さらに水はけを良くすると、冬の植え替えには安心です。(詳しくは後述の「モンステラが元気に育つ!土選びのポイント」で解説します)
根を傷つけない!冬の植え替え手順ステップ・バイ・ステップ
鉢から優しく取り出す
鉢の縁を軽く叩いたり、鉢を横にしてゆっくりと引き抜いたりします。
抜けにくい場合は、無理に引っ張らず、鉢を壊す覚悟も必要かもしれません。
根鉢は崩しすぎない
ここが最重要ポイント!生育期の植え替えでは古い土をある程度落としますが、
冬は根鉢をほとんど崩しません。そのままの形で取り扱います。
根を空気にさらす時間も最小限にしましょう。
傷んだ根だけをカット
根腐れなどで緊急に植え替える場合を除き、冬は根をカットしません。
もし根腐れで黒くなったり、ブヨブヨになったりしている部分があれば、
その部分だけを清潔なハサミで最小限にカットします。
新しい鉢へ素早く植え付ける
- 新しい鉢に少し土を入れ、モンステラの根鉢を置きます。
- 高さを調整し、鉢の中心にくるように配置します。
- 根鉢の周りに、新しい土をスコップで入れていきます。
- 割り箸などで軽くつつき、根の隙間に土が行き渡るようにしますが、強く押し固めすぎないように注意します。
- 鉢の縁から2~3cm下(ウォータースペース)まで土を入れたら完了です。
冬の植え替え後の管理方法
植え替え後のケアが、冬の植え替えの成否を分けます。
水やりはごく控えめに

植え付け直後は、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えるのが基本ですが、
冬は例外です。鉢底から少し水が出る程度、土全体が軽く湿る程度に留めます。
その後の水やりは、土の表面が完全に乾いてから、さらに2~3日待ってから与えるくらい慎重に行います。
水のやりすぎは根腐れに直結します。
必ず暖かい室内で管理する
15℃以上を保てる、明るく暖かい室内で管理します。エアコンの風が直接当たる場所は避けましょう。
肥料は絶対に与えない
休眠期に肥料は厳禁です。弱った根に追い打ちをかけることになります。
肥料を与えるのは、春になり、新しい芽が動き出してからにしましょう。
葉水で湿度を保つ
冬は空気が乾燥しがちです。暖房の効いた室内ではなおさらです。
乾燥は葉を傷めたり、ハダニなどの害虫の原因になったりします。
霧吹きで葉に水をかける「葉水」をこまめに行い、湿度を保ってあげましょう。
これは根に負担をかけずに水分を補給する方法としても有効です。
モンステラの植え替えでの冬?失敗しない基本的な植え替え方法(最適時期)
冬の植え替えはイレギュラーな方法です。
ここでは、モンステラが元気に育つための、最適な時期(春~初夏)に行う基本的な植え替え方法を解説します。

植え替えのサインを見極める
- 鉢底の穴から根が見えている、または飛び出している。
- 水やりをしても、水がなかなか土に染み込まない。
- 土の表面が固くなっている、または根が浮き出てきている。
- 鉢に対して株が大きくなり、バランスが悪くなった。
- 2年以上植え替えをしていない。
これらのサインが見られたら、植え替えのタイミングです。
準備するものリスト
冬の準備リストと基本的には同じですが、土は市販の観葉植物用土でも十分対応できます。
道具 | 目的・注意点 |
---|---|
新しい鉢 | 一回り大きいサイズ。 |
鉢底ネット | |
鉢底石 | |
モンステラの土 | 観葉植物用土。水はけを重視。 |
スコップ | |
割り箸など | |
剪定バサミ | 古い根や傷んだ根をカットするために使用。清潔なもの。 |
新聞紙・シート |
植え替え手順を解説
- 鉢から抜く
鉢からモンステラを優しく引き抜きます。抜けにくい場合は、
鉢の縁を叩いたり、鉢と土の間に棒などを差し込んだりして隙間を作ると抜けやすくなります。 - 土を落とし、根を整理する
根鉢の周りの古い土を、手で優しく揉むようにして1/3~半分程度落とします。
この時、黒ずんでいたり、スカスカになっていたりする古い根や傷んだ根があれば、清潔なハサミでカットします。
健康な白い根は切らないように注意しましょう。根が密集しすぎている場合は、少しほぐしてあげます。 - 新しい鉢に植える
- 新しい鉢に鉢底ネット、鉢底石を敷きます。
- 土を鉢の1/3程度入れます。
- モンステラを鉢の中心に置き、高さを調整します。植え付けの深さは、元の鉢と同じくらいが目安です。
- 周りから土を入れていきます。割り箸などでつつきながら、根の隙間までしっかりと土を入れます。
- ウォータースペースを残して土を入れたら完了です。
- 水やり
植え付け後は、鉢底から水が勢いよく流れ出るまで、たっぷりと水を与えます。
これは、根と土を密着させ、根の活着を促すためです。
植え替え後のケア
- 置き場所
植え替え直後は、強い日差しが当たらない、明るい日陰に置きます。1~2週間ほどして株が落ち着いてきたら、徐々に元の置き場所に戻します。 - 水やり
植え替え直後にたっぷり与えたら、その後は土の表面が乾いたら与える、という通常の水やりに戻します。 - 肥料
植え替え後、2週間~1ヶ月ほどは肥料を与えません。新しい根が伸び始めてから、薄めた液体肥料などを与え始めましょう。
モンステラの植え替えでの冬?モンステラの株分けと増やし方
植え替えは、モンステラを増やす絶好のチャンスでもあります。
株が大きく育っている場合は、「株分け」や「挿し木」に挑戦してみましょう。
ただし、これらも冬に行うのは避けるべきです。植え替えと同様、春~初夏が最適な時期です。
元気な株を増やす「株分け」の方法【関連キーワード:モンステラの株分け】
株分けは、大きく育ったモンステラの根元から出ている子株を切り離して、別の鉢に植える方法です。
株分けに適したモンステラの見分け方
根元から、ある程度しっかりとした茎と葉、
そしてできれば気根(空気中に伸びる根)が出ている子株がある場合に可能です。
小さすぎる子株は、親株から離すと育たない可能性があるので注意しましょう。
根を傷つけずに分けるコツ
- 植え替えの際に鉢から抜いた状態で、子株が親株とどのようにつながっているか確認します。
- 清潔なナイフやハサミで、親株と子株をつなぐ地下茎をカットします。この時、子株にもしっかりと根がついていることを確認しながら切り離します。
- 切り離した子株を、それぞれ別の鉢に植え付けます。植え付け方法は、基本的な植え替えと同じです。
株分け後の管理方法
株分け後は、植え替え後と同様に、明るい日陰で管理し、
水やりや肥料に注意しながら、新しい根が出るのを待ちます。
初心者でも簡単!「挿し木」「水挿し」の方法【関連キーワード:モンステラの増やし方】
挿し木は、モンステラの茎をカットして土や水に挿し、発根させて新しい株を作る方法です。

挿し穂の選び方とカットの仕方
- 葉に節(葉の付け根)があり、できれば気根がついている部分を選びます。
- 節の下、2~3cmの部分を清潔なナイフやハサミでカットします。切り口は斜めにすると、吸水面積が広がりやすくなります。
挿し木の手順と成功のポイント
- カットした挿し穂を、水はけの良い土(赤玉土やバーミキュライト単用、または観葉植物用土)に挿します。節が土に埋まるようにします。
- 気根がある場合は、一緒に土に埋めてあげると発根しやすくなります。
- 土が乾かないように管理し、明るい日陰に置きます。
- 数週間~数ヶ月で発根し、新しい芽が出てきたら成功です。十分に根が張ったら、観葉植物用の土に植え替えます。
水挿しの手順と成功のポイント
- カットした挿し穂を、水を入れた容器に挿します。
- 水は毎日交換し、清潔に保ちます。
- 明るい日陰に置き、発根を待ちます。
- 十分に根が伸びてきたら、土に植え替えます。水挿しは発根の様子が見えるので、初心者にもおすすめです。
モンステラの植え替えでの冬?土選びのポイント
モンステラの植え替えにおいて、土選びは非常に重要です。
特に、モンステラの植え替えを冬に行う場合は、
根腐れを防ぐためにも、水はけの良い土を選ぶことが絶対条件になります。
モンステラが好む土の条件とは?(水はけと保水性)
モンステラは、水はけが良く、かつ適度な保水性・保肥性のある土を好みます。
常に土がジメジメしている状態は根腐れの原因になりますが、
かといってすぐにカラカラに乾いてしまう土も、水やりの手間がかかり、生育に影響します。
重要なのは「水はけの良さ」です。これを最優先に考えましょう。
おすすめの配合例(観葉植物用土+α)
最も簡単なのは、市販の「観葉植物用の培養土」を使用することです。

これには、観葉植物が必要とする基本的な用土がバランスよく配合されています。
さらに水はけを良くしたい場合や、こだわって作りたい場合は、以下の用土をブレンドするのがおすすめです。
- 観葉植物用土:6~7割
- 赤玉土(小粒):2割 (保水性・排水性・保肥性を高める)
- 鹿沼土(小粒):1割 (排水性を高める)
- パーライト or 軽石:1割 (土壌を軽くし、排水性を高める)
この配合はあくまで一例です。
育てる環境(日当たりや風通し)によっても最適な配合は変わるので、
モンステラの様子を見ながら調整してみてください。

100均の土は使える?注意点
最近では100円ショップでも観葉植物用の土が手に入りますが、使用には少し注意が必要です。
安価な土の中には、品質があまり良くなく、
水はけが悪かったり、すぐに劣化してしまったりするものもあります。

もし100均の土を使う場合は、必ずパーライトや赤玉土などを混ぜて、
水はけを改善してから使用することをおすすめします。
特に、モンステラの植え替えを冬のようなデリケートな作業には、
信頼できる品質の土を選ぶ方が安心でしょう。
まとめ:モンステラの冬の植え替えは慎重に!正しい知識で元気に育てよう
今回は、「モンステラ 植え替え 冬」をテーマに、冬の植え替えのリスクや注意点、最適な時期、
そして基本的な植え替え方法について詳しく解説しました。
モンステラは比較的丈夫な植物ですが、デリケートな一面も持っています。
特にモンステラの植え替えで、冬は株にとって大きな負担となります。
できる限り最適な時期を選び、もし冬に行う場合は、この記事で紹介した注意点を守って、慎重に作業を行ってください。
正しい知識を持って適切なケアをすれば、モンステラはきっと元気に育ち、
美しい葉であなたの生活に彩りを与えてくれるはずです。
大切なモンステラと長く付き合っていくために、今回の記事が少しでもお役に立てば幸いです。
- 鉢が窮屈に見えても、冬の植え替えは基本的に避けるべき
- 冬の植え替えで例外的に緊急の場合は慎重に行う必要がある
- モンステラは熱帯アメリカ原産で、春から秋に成長し、冬は休眠期に入る
- 休眠期は生命活動が最小限になり、新しい葉や根の伸びが止まる
- 冬の植え替えは根へのダメージ回復が遅れ、枯れるリスクが高まる
- 冬の植え替えは低温と湿度の関係で土が乾きにくく、根腐れの危険性も増す
- 根詰まりや根腐れの緊急事態では冬でも植え替えが必要な場合がある
- 冬に植え替える場合は、暖かい室内(15℃以上)で行うことが重要
- 冬の植え替えは根をできるだけ触らず、根鉢は崩さずに移すのが基本
- 冬の植え替えは根腐れや傷んだ根だけをカットし、根の整理は最小限に
- 植え替え後は、暖かく明るい室内で管理し、水や肥料は控える
- 冬の植え替え後の水やりは土の表面が乾いてから控えめに行う
- 最適な植え替え時期は春から初夏(5月~7月)である
- 植え替えは秋(9月~10月)でも可能だが、冬に向けての準備として良い
- 根詰まりや根腐れのサインがあれば、冬でも植え替えを検討する
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