マイナンバーカード暗証番号の決め方完全ガイド!4種類の違い

マイナンバーカード暗証番号の決め方
  1. 【2025年最新】マイナンバーカード暗証番号の安全な決め方・4種類を徹底解説!
    1. 【結論】マイナンバーカード暗証番号の安全な決め方:基本ルールとNG例
      1. 暗証番号を設定する上での大前提!4種類の暗証番号を理解しよう
    2. 安全な暗証番号を決めるための基本ルールとNGパターン
      1. 基本ルール:文字数・使用可能な文字
      2. これはNG!避けるべき危険な暗証番号のパターン
    3. 推奨!覚えやすく安全な暗証番号の考え方・作り方のヒント
      1. 【署名用】自分だけがわかるフレーズを変換する (例: MyFavoriteSong2024 -> MFS2024!)
      2. 【署名用】古い情報や昔の愛称などを活用する(自己責任で)
      3. 【4桁用】複数の数字を組み合わせる(例:意味のある2つの数字を足す、昔の出来事の年号など)
      4. 【4桁用】自分なりの法則を作る(キーボード配列を利用するなど)※ただし単純すぎないように
      5. 複数の暗証番号、すべて同じでも大丈夫?それとも変えるべき?
    4. マイナンバーカードの暗証番号とは?4つの種類とそれぞれの用途を詳しく解説
      1. 1. 署名用電子証明書の暗証番号 (6~16桁 / 英大文字・数字)
      2. 2. 利用者証明用電子証明書の暗証番号 (4桁 / 数字)
      3. 3. 住民基本台帳用の暗証番号 (4桁 / 数字)
      4. 4. 券面事項入力補助用の暗証番号 (4桁 / 数字)
    5. マイナンバーカード暗証番号の変更・設定場所・タイミング
      1. マイナンバーカードの暗証番号はいつ・どこで設定するの?
      2. マイナンバーカード暗証番号の変更方法
  2. マイナンバーカード暗証番号の決め方に関する「困った!」解決Q&A
    1. Q1. 暗証番号を忘れてしまったらどうすればいい?
    2. Q2. 暗証番号の入力を間違えてロックされてしまった!
    3. Q3. 暗証番号の有効期限はある?
    4. マイナンバーカード暗証番号のセキュリティを高めるための注意点
    5. 安全かつ覚えやすい暗証番号を設定してマイナンバーカードを便利に活用しよう
  3. まとめ:マイナンバーカード暗証番号の決め方

【2025年最新】マイナンバーカード暗証番号の安全な決め方・4種類を徹底解説!

マイナンバーカードを手に入れた、あるいはこれから申請するあなたが、おそらく最初に「どうしよう?」と悩むのが暗証番号の設定ではないでしょうか。

特に「マイナンバーカード暗証番号決め方」は、多くの方が検索する重要なキーワードです。

マイナンバーカードには実は4種類もの暗証番号があり、それぞれ役割やルールが異なります。

「複雑でよくわからない」「どんな暗証番号にすれば安全なの?」「忘れたらどうしよう…」そんな不安や疑問を抱えている方も多いでしょう。

この記事では、マイナンバーカードの暗証番号に関するあらゆる疑問を解消します。

この記事でわかること
  • マイナンバーカードの4種類の暗証番号とその役割
  • 安全で覚えやすい暗証番号の具体的な決め方
  • やってはいけない危険な暗証番号のパターン
  • 暗証番号を忘れたり、ロックされた場合の具体的な対処法
  • マイナンバーカードの暗証番号に関するよくある疑問と解決策

【結論】マイナンバーカード暗証番号の安全な決め方:基本ルールとNG例

マイナンバーカードを安全かつ便利に使うために、暗証番号の設定は避けて通れません。

このセクションでは、多くの方が最も知りたい「マイナンバーカード 暗証番号の安全な決め方」について、

最初に結論からお伝えします。

マイナンバーカードの暗証番号は、カード交付時に自分で設定します。

  • 署名用電子証明書用暗証番号:英数字6文字以上16文字以下(英大文字と数字を必ず組み合わせる)
  • 利用者証明用電子証明書用暗証番号:数字4桁
  • 住民基本台帳用暗証番号:数字4桁
  • 券面事項入力補助用暗証番号:数字4桁

設定した暗証番号は、交付時に受け取る控え用紙に記載されているので、大切に保管してください。

暗証番号を設定する上での大前提!4種類の暗証番号を理解しよう

まず知っておくべきなのは、マイナンバーカードには以下の4種類の暗証番号があるという点です。

これらの役割が異なるため、これから説明する「マイナンバーカード 暗証番号の決め方」を考える上でも、

この違いを把握しておくことが非常に重要です。

種類桁数・文字種主な用途の例
1. 署名用電子証明書6~16桁の英数字(英大文字必須)e-Tax、各種オンライン申請、法的な効力を持つ電子文書の作成・送信
2. 利用者証明用電子証明書数字4桁マイナポータルログイン、コンビニ交付、健康保険証利用
3. 住民基本台帳用数字4桁役所窓口での手続き、一部情報閲覧(転入・転居届など)
4. 券面事項入力補助用数字4桁個人番号や氏名・住所などの自動入力(オンライン申請時)

このように、特に「署名用電子証明書」の暗証番号は他の3つと形式が異なり、

より複雑なものが求められます。それぞれの違いを念頭に置いて、次のルールに進みましょう。

安全な暗証番号を決めるための基本ルールとNGパターン

「マイナンバーカード 暗証番号の決め方」において、まず守るべき基本的なルールと、

絶対に避けるべき危険なパターンがあります。

基本ルール:文字数・使用可能な文字

各暗証番号で使用できる文字種と桁数を確認しましょう。

暗証番号の種類桁数使用可能な文字
署名用電子証明書6~16文字英大文字と数字を必ず組み合わせる必要があります。例:TANAKA1234
利用者証明用電子証明書4文字数字:0~9。例:1234
住民基本台帳用4文字数字:0~9。例:7788
券面事項入力補助用4文字数字:0~9。例:0111

利用者証明用、住民基本台帳用、券面事項入力補助用の3つの「数字4桁」の暗証番号については、すべて同じものを設定することも可能です。

補足

  • 署名用電子証明書(6~16桁):英大文字・数字の組み合わせが必須
    最もセキュリティが求められるため、英字は大文字のAからZまで、数字は0から9までをそれぞれ1つ以上使用し、組み合わせる必要があります。
    • 良い例:ABCDE123、12345A、TANAKA1234
    • ダメな例:ABcde123(小文字NG)、123abcde(小文字NG)、Tanaka777(小文字NG) 文字数が長いほど、また複雑なほど推測されにくく、安全性が高まります。
  • その他3種類(4桁):数字のみ
    利用者証明用電子証明書、住民基本台帳用、券面事項入力補助用の3つの暗証番号は、すべて4桁の数字で設定します。英字や記号は使えません。

これはNG!避けるべき危険な暗証番号のパターン

「マイナンバーカード 暗証番号の決め方」で最も重要なのは、推測されやすいパターンを避けることです。

以下のような暗証番号はセキュリティ上非常に危険ですので、絶対に設定しないようにしましょう。

  • 誕生日、電話番号(自分や家族の)
    • 自分自身や家族の生年月日(例:19900101 や 0101)、電話番号(下4桁など)は、第三者にも比較的簡単に知られてしまう可能性があるため危険です。
  • 住所の番地、部屋番号
    • 自宅の住所の番地やマンションの部屋番号なども、推測されやすい情報の一つです。
  • 「0000」「1234」など単純な連番やゾロ目
    • 「0000」「1111」「1234」「9876」といった、誰でも思いつきやすい単純な数字の羅列は、真っ先に試されるため非常に危険です。
  • 他のサービスで使っているものと同じ暗証番号
    • 銀行のキャッシュカードや他のウェブサイトのパスワードなど、既に他で使用している暗証番号やパスワードを使い回すのは避けましょう。
    • 万が一、他のサービスから情報が漏洩した場合、マイナンバーカードの暗証番号も危険にさらされてしまいます。

推奨!覚えやすく安全な暗証番号の考え方・作り方のヒント

では、具体的にどのように「マイナンバーカード 暗証番号の決め方」を考えれば良いのでしょうか。

ここでは、覚えやすさと安全性を両立させるためのヒントをいくつかご紹介します。

【署名用】自分だけがわかるフレーズを変換する (例: MyFavoriteSong2024 -> MFS2024!)

署名用電子証明書の暗証番号(6~16桁の英数字)は、自分にとって意味のあるフレーズや文章を元に、

一部を大文字にしたり、数字を加えたりして作成するのがおすすめです。

例えば、「My Favorite Song Is Sakura 2015年に聴いた」というフレーズから、

頭文字と一部の文字、年号を組み合わせて「MFSISk2015」のように変換します。

このように、元になるフレーズと変換ルールを覚えておけば、複雑な文字列でも記憶しやすくなります。

ポイントは、英大文字・数字を必ず各1文字以上含めることです。

【署名用】古い情報や昔の愛称などを活用する(自己責任で)

現在は使っていない昔の電話番号の一部、卒業した学校のクラス名と出席番号、

昔飼っていたペットの名前と誕生日の一部など、

他人には知られにくいが自分は覚えている古い情報を組み合わせるのも一つの手です。

ただし、これらの情報も何らかの形で他人に知られる可能性がゼロではないため、取り扱いには注意が必要です。

【4桁用】複数の数字を組み合わせる(例:意味のある2つの数字を足す、昔の出来事の年号など)

4桁の数字の暗証番号では、例えば「好きな歴史上の出来事の年号(例:1603年)」や、

「子供が生まれた時の体重(例:3150g)」など、

自分には馴染み深いけれど他人には推測されにくい数字を選びましょう。

また、全く関連性のない2つの2桁の数字(例:母親の誕生日の日付「05」と父親の誕生日「20」を組み合わせて「0520」など)を組み合わせるのも良いでしょう。

【4桁用】自分なりの法則を作る(キーボード配列を利用するなど)※ただし単純すぎないように

スマートフォンのテンキーやパソコンのキーボードの配列を利用して、

特定の形を描くように数字を選ぶ方法もあります

(例:テンキーで「Z」の形になぞって「14789」から4桁を選ぶなど)。

ただし、あまりにも単純な図形(四角形など)は推測されやすいため、

少し複雑なものや、自分だけのルールを加える工夫が必要です。

複数の暗証番号、すべて同じでも大丈夫?それとも変えるべき?

4種類もある暗証番号、管理が大変だから同じにしたいと考える方もいるかもしれません。

これについてはどう考えれば良いのでしょうか。

  • セキュリティ上は全て異なるものが理想
    まず大原則として、セキュリティを最大限に高めるためには、4種類の暗証番号はすべて異なるものを設定するのが理想的です。
    万が一、一つの暗証番号が漏れてしまっても、他の暗証番号の安全性が保たれる可能性が高まるからです。
  • 管理のしやすさから、4桁のものは同じにする人もいる(ただし署名用とは必ず分ける)
    とはいえ、すべて異なる暗証番号を覚えるのは大変、というのも現実です。
    そのため、利用者証明用、住民基本台帳用、券面事項入力補助用の3つの「数字4桁」の暗証番号については、同じものを設定することも可能です。
    実際に、利便性を考えてこれら3つを共通にする方もいます。
    ただし、最も重要な「署名用電子証明書の暗証番号(6~16桁の英数字)」だけは、
    必ず他の3つとは異なる、より複雑で安全なものを設定してください。
  • 各暗証番号の利用頻度と重要度を考慮して判断
    最終的にどのように設定するかは個人の判断になりますが、それぞれの暗証番号の利用シーンや重要度をよく理解した上で、セキュリティと利便性のバランスを考えて「暗証番号」を決定しましょう。

マイナンバーカードの暗証番号とは?4つの種類とそれぞれの用途を詳しく解説

先ほど、「マイナンバーカード 暗証番号の決め方」の前提として4種類の暗証番号の概要に触れましたが、

ここではそれぞれの暗証番号が具体的に「いつ」「何のために」使われるのか、

その用途や特徴、そして万が一入力を間違えた場合の許容回数について、さらに詳しく見ていきましょう。

これを理解することで、なぜ暗証番号の管理が重要なのかがより深く分かります。

暗証番号の種類桁数・文字種主な利用シーン例特徴入力ミス許容回数(連続)
1. 署名用電子証明書6~16桁<br>英大文字・数字・e-Tax(電子申告)<br>・法人設立ワンストップサービス<br>・マイナポータルでの一部の行政手続き(例:児童手当の現況届、保育施設の利用申込など)<br>・不動産登記のオンライン申請インターネット等で電子文書を作成・送信する際に、その文書が「本人が作成したものであり、改ざんされていないこと」を証明する。最も重要な暗証番号。5回
2. 利用者証明用電子証明書数字4桁・マイナポータルへのログイン<br>・住民票の写し等のコンビニ交付サービス<br>・健康保険証としての利用(マイナンバーカード読取対応の医療機関・薬局)<br>・図書館カードとしての利用(対応施設のみ)インターネットサイトやキオスク端末等にログイン等する際に、「ログインした者が本人であること」を証明する。利用頻度が高い。3回
3. 住民基本台帳用数字4桁・市区町村の窓口での転入・転居手続き<br>・マイナポータルでの住民票関連情報(住民票コード等)の確認<br>・住民票の写しの広域交付申請(他市区町村の窓口で取得)住民基本台帳ネットワークシステムに関する事務で、本人確認のために利用される。3回
4. 券面事項入力補助用数字4桁・各種行政手続きのオンライン申請時<br>・マイナンバー(個人番号)や氏名、住所、生年月日、性別といった基本4情報を入力する際マイナンバーカードのICチップに記録された券面情報(氏名、住所、生年月日、性別、個人番号)を、申請書等の作成時に自動入力するために利用される。3回

1. 署名用電子証明書の暗証番号 (6~16桁 / 英大文字・数字)

  • 主な利用シーン
    e-Taxでの確定申告、行政手続きのオンライン申請など 前述の通り、e-Taxでの確定申告や、
    マイナポータルを通じた特定の行政手続き(例:保育所の入所申請、児童手当の現況届など、自治体により異なります)といった、
    法的な効力を持つ電子文書の作成・送信時に不可欠です。
  • 特徴
    本人であること、文書が改ざんされていないことを証明する最も重要な暗証番号
    これは、いわば電子的な「実印」のような役割を果たします。
    この暗証番号を使うことで、送信された情報が確かに本人からのものであり、
    途中で誰にも改ざんされていないことを公的に証明できます。
  • 入力ミス許容回数
    5回(連続) 署名用電子証明書の暗証番号は、連続して5回入力を間違えるとロックがかかってしまい、
    一時的に利用できなくなります。ロック解除には市区町村の窓口での手続きが必要です。

2. 利用者証明用電子証明書の暗証番号 (4桁 / 数字)

  • 主な利用シーン
    マイナポータルへのログイン、コンビニ交付サービス、健康保険証としての利用(マイナ受付)など 日々の生活で最も利用する機会が多いのがこの暗証番号かもしれません。
    マイナポータルで自分の情報を確認したり、各種行政サービスを利用したりする際のログイン、コンビニで住民票の写しや印鑑登録証明書を取得する際、
    そして医療機関や薬局でマイナンバーカードを健康保険証として利用する際の本人確認に使われます。
  • 特徴
    ログインした人が本人であることを証明する これは、ウェブサイトや端末を利用する際に「間違いなくあなた本人ですね」ということを確認するためのものです。
  • 入力ミス許容回数
    3回(連続) この暗証番号は、連続して3回入力を間違えるとロックがかかります。
    こちらも解除には市区町村の窓口での手続きが必要です。

3. 住民基本台帳用の暗証番号 (4桁 / 数字)

  • 主な利用シーン
    市区町村の窓口での手続き(転入・転居など)、マイナポータルでの一部情報閲覧 主に市区町村の窓口で、住民票に関する手続き(例:転入届、転居届)を行う際に、
    本人確認のために職員から入力を求められることがあります。
    また、マイナポータル上で自分の住民票コードを確認する際などにも利用します。
  • 特徴
    住民票コードに関連する情報を利用する際に使用 住民基本台帳ネットワークシステムを利用した本人確認に使われる暗証番号です。
  • 入力ミス許容回数
    3回(連続) この暗証番号も、連続して3回入力を間違えるとロックがかかり、
    解除には窓口での手続きが必要となります。

4. 券面事項入力補助用の暗証番号 (4桁 / 数字)

  • 主な利用シーン
    電子申請の際に氏名・住所・生年月日・性別・個人番号を自動入力する場合など 各種オンライン申請を行う際に、マイナンバーカードのICチップに記録されている
    氏名、住所、生年月日、性別、そしてマイナンバー(個人番号)といった情報を、申請フォームに自動で入力するために使います。
    これにより、手入力の手間が省け、入力ミスも防ぐことができます。
  • 特徴
    カード表面に記載された情報をテキストデータとして利用する際に
    使用 マイナンバーカードをカードリーダーにかざし、この暗証番号を入力することで、
    ICチップ内の情報が安全に読み出され、申請画面などに反映されます。
  • 入力ミス許容回数
    3回(連続) こちらも連続3回の入力ミスでロックがかかり、解除には窓口での手続きが必要です。

マイナンバーカード暗証番号の変更・設定場所・タイミング

マイナンバーカードの暗証番号はいつ・どこで設定するの?

ここまで「マイナンバーカード 暗証番号の決め方」や種類について解説してきましたが、

実際にこれらの暗証番号はいつ、どこで設定するのでしょうか。

事前に知っておくことで、スムーズに手続きを進められます。

  • 基本はカード受け取り時!市区町村の窓口で設定
    マイナンバーカードの暗証番号は、原則として、申請後に交付通知書(はがき)が届き、お住まいの市区町村の窓口へカードを受け取りに行く際に設定します。
  • 交付窓口に設置された端末で自分で入力
    窓口では、職員の方の案内に従い、専用の端末(タッチパネル式の機械など)を使って、ご自身で4種類それぞれの暗証番号を入力して設定します。
    他の人に見られないように、入力する際は手元を隠すなどの配慮をしましょう。
  • 事前に考えておかないと焦ることも
    窓口でいざ設定する段階になってから「どんな暗証番号にしよう…」と悩み始めると、
    時間がかかってしまったり、焦って簡単なものにしてしまったりする可能性があります。
    この記事で解説している「マイナンバーカード 暗証番号の決め方」を参考に、
    事前に候補をいくつか考えておくことを強くおすすめします。
    特に署名用電子証明書の暗証番号は、英大文字・数字を組み合わせた6~16桁と複雑なので、
    あらかじめ準備しておくと安心です。
  • 設定する暗証番号を事前にメモしておくことの重要性
    事前に暗証番号の候補を考えておくことと合わせて、それをメモしておくことも大切です。
    • 窓口でスムーズに手続きを進めるために 事前に決めた暗証番号をメモに控えて持参すれば、窓口で迷うことなく、端末操作もスムーズに行えます。
      ただし、メモを見ながら入力する際は、周りの人に見られないように十分注意してください。
    • メモの保管は厳重に(設定後は破棄推奨) 設定時に使用した暗証番号のメモは、他人の目に触れないように厳重に管理することが重要です。
      マイナンバーカードの交付を受け、暗証番号の設定が無事に完了したら、
      そのメモはシュレッダーにかけるなどして確実に破棄することを推奨します。
      カード本体と一緒に保管したり、誰でも見られるような場所に置いたりするのは絶対に避けましょう。
      暗証番号はご自身の頭の中で記憶しておくのが最も安全です。

マイナンバーカード暗証番号の変更方法

設定した暗証番号を、セキュリティ上の理由や、

もっと覚えやすいものにしたいなどの理由で変更したい場合も出てくるかもしれません。

暗証番号の変更は可能です。

  1. 市区町村の窓口で変更手続き
    確実なのは、市区町村の窓口で変更手続きを行う方法です。この場合も、マイナンバーカードと本人確認書類を持参し、手続きを行います。現在の暗証番号が分かっている必要があります。
  2. 自宅のパソコンやスマートフォンから変更 (ICカードリーダライタや対応スマホが必要)
    特定の暗証番号については、ご自宅からでも変更が可能です。
    1. 公的個人認証サービスポータルサイト「利用者クライアントソフト」を利用
      署名用電子証明書と利用者証明用電子証明書の暗証番号は、パソコンにICカードリーダライタを接続するか、マイナンバーカード読み取りに対応したスマートフォンがあれば、
      「公的個人認証サービスポータルサイト」からダウンロードできる「利用者クライアントソフト(JPKI利用者ソフト)」を使って変更できます。
    2. 現在の暗証番号が必要
      この方法で暗証番号を変更する場合、現在の暗証番号の入力が必要です。
      もし忘れてしまっている場合は、この方法では変更できず、窓口での初期化・再設定手続きとなります。
    3. 注意点
      住民基本台帳用と券面事項入力補助用の暗証番号は、原則として市区町村の窓口での変更手続きとなります。
ICカードリーダライタ

マイナンバーカード暗証番号の決め方に関する「困った!」解決Q&A

「マイナンバーカード 暗証番号の決め方」を慎重に行ったとしても、

うっかり忘れてしまったり、入力を間違えてロックがかかってしまったりすることもあるかもしれません。

ここでは、そんな「困った!」状況に陥った場合の対処法をQ&A形式で分かりやすく解説します。

Q1. 暗証番号を忘れてしまったらどうすればいい?

  • 対処法:住民票のある市区町村の窓口で初期化・再設定手続きが必要
    マイナンバーカードの暗証番号の変更ではなく、忘れてしまった場合、
    電話やインターネットで照会したり、簡単に再設定したりすることはできません。
    セキュリティを確保するため、必ずご本人がマイナンバーカードを持参の上、
    住民票のある市区町村の窓口に出向き、暗証番号の初期化および再設定の手続きを行う必要があります。
  • 必要な持ち物
    マイナンバーカード、本人確認書類(運転免許証など顔写真付き1点、または健康保険証など2点) 手続きの際には、以下のものが必要になります。
    • マイナンバーカード(個人番号カード)
    • 本人確認書類
      • 運転免許証、運転経歴証明書(交付年月日が平成24年4月1日以降のもの)、パスポート、在留カード、特別永住者証明書、身体障害者手帳など、官公署発行の顔写真付きの書類の場合は1点。
      • 上記顔写真付きの書類がない場合は、「氏名・生年月日」または「氏名・住所」が記載された健康保険証、年金手帳、社員証、学生証、預金通帳などの中から2点。(市区町村によって認められる書類が異なる場合があるので、事前に確認すると確実です。)
  • オンラインでの再設定は不可
    重要なことなので繰り返しますが、暗証番号の初期化・再設定は、セキュリティの観点からオンラインや電話では一切行えません。必ず窓口へ行く必要があります。

Q2. 暗証番号の入力を間違えてロックされてしまった!

  • 対処法:暗証番号を忘れた場合と同様、市区町村の窓口でロック解除と再設定手続き
    暗証番号の入力を規定回数以上連続して間違えると、不正利用を防ぐためにカードにロックがかかり、
    その暗証番号が使えなくなります。ロックされてしまった場合も、忘れてしまった場合と同様に、
    住民票のある市区町村の窓口でロック解除と暗証番号の再設定手続きが必要です。
    必要な持ち物もQ1と同じです。
  • ロックされるまでの連続失敗回数
    • 署名用電子証明書:5回
    • 利用者証明用電子証明書、住民基本台帳用、券面事項入力補助用:各3回 これらの回数を超えて間違えるとロックされます。

Q3. 暗証番号の有効期限はある?

  • 暗証番号自体に有効期限はない
    マイナンバーカードの各種暗証番号には、それ自体に有効期限は設定されていません。一度設定すれば、自分で変更しない限り同じものを使い続けることができます。
  • ただし、電子証明書には有効期限がある(通常は発行から5回目の誕生日まで)
    注意が必要なのは、暗証番号ではなく、マイナンバーカードに搭載されている「署名用電子証明書」と「利用者証明用電子証明書」には有効期限があるという点です。
    この有効期限は、原則として電子証明書を発行した日(マイナンバーカードを最初に受け取った日など)から申請者の5回目の誕生日までとなっています。
    (未成年者など一部例外あり)有効期限が近づくと、J-LIS(地方公共団体情報システム機構)から更新通知が届きます。
  • 電子証明書の更新時に暗証番号の再設定は原則不要だが、変更も可能
    電子証明書の有効期限が来て更新手続きを行う際、
    暗証番号は基本的に以前設定したものをそのまま引き継いで利用できます。
    ただし、更新のタイミングで暗証番号を変更することも可能です。

マイナンバーカード暗証番号のセキュリティを高めるための注意点

「マイナンバーカード 暗証番号の決め方」を工夫し、無事に設定できた後も、

その情報を安全に保つための心がけが大切です。

ここでは、セキュリティを高めるための日常的な注意点をまとめました。

  • 暗証番号は他人に教えない・見られないように管理する
    これは基本中の基本ですが、どんなに親しい間柄であっても、マイナンバーカードの暗証番号を他人に教えるのは絶対に避けてください。
    また、入力する際は周囲に人がいないか確認し、手元を隠すなどして覗き見されないように注意しましょう。
    市区町村の職員や警察官などが電話や訪問で暗証番号を聞き出すことも絶対にありません。
  • メモする場合はカードとは別に保管し、内容が推測できないように工夫する
    暗証番号をどうしてもメモに残す場合は、マイナンバーカード本体とは必ず別の場所に保管してください。
    また、メモに「マイナンバーカードの暗証番号」と直接書くのではなく、
    自分だけがわかるような目印やヒントの形で記録するなど、
    万が一他人の目に触れても内容が推測されにくいように工夫しましょう。
    ただし、最も安全なのは頭の中に記憶することです。
  • 公共の場所での利用時は覗き見に注意する
    コンビニのマルチコピー機で証明書を発行する際や、図書館などで利用者認証を行う際など、
    公共の場所で暗証番号を入力する機会があります。
    入力時は背後や周囲に人がいないかを確認し、入力画面や手元が他人に見えないように注意してください。
  • 定期的な変更は必須ではないが、不安な場合は変更を検討
    暗証番号に有効期限はありませんし、定期的な変更が義務付けられているわけでもありません。
    しかし、もし「この暗証番号は少し単純だったかな」「どこかで誰かに見られたかもしれない」といった不安を感じるようなことがあれば、
    念のため変更を検討するのも一つのセキュリティ対策です。
  • マイナンバーカードや暗証番号を要求する不審な電話やメール・SMSに注意
    マイナンバー制度やマイナンバーカードに便乗し、
    行政機関の職員などをかたって電話やメール、SMS(ショートメッセージサービス)で個人情報や暗証番号を聞き出そうとする悪質な事例が報告されています。
    公的機関がそのような方法で暗証番号を尋ねることは絶対にありません。
    不審な連絡があった場合は、すぐに電話を切ったり、返信したりせず、警察や市区町村の相談窓口に連絡してください。

安全かつ覚えやすい暗証番号を設定してマイナンバーカードを便利に活用しよう

今回は、「マイナンバーカード 暗証番号の決め方」をテーマに、4種類の暗証番号の違い、

安全な設定のルールとコツ、NGパターン、忘れた場合やロックされた場合の対処法、

そしてセキュリティを高めるための注意点まで、幅広く解説しました。

マイナンバーカードの暗証番号は、あなたの個人情報を守り、

便利な行政サービスを安全に利用するための「鍵」となる非常に大切なものです。

それぞれの暗証番号の役割を理解し、この記事で紹介したポイントを参考に、

第三者に推測されにくく、かつ自分自身が管理しやすい暗証番号を設定することが重要です。

最後に重要なポイントをおさらいしましょう。

  • 署名用電子証明書の暗証番号は、英大文字・数字を組み合わせた6~16桁で、他とは異なる複雑なものにする。
  • 誕生日や電話番号など、推測されやすいものは避ける。
  • 設定した暗証番号は厳重に管理し、安易に他人に教えない。

これらの点をしっかり守り、「マイナンバーカード 暗証番号の決め方」をマスターすれば、マイナポータルでの情報確認やオンライン申請、コンビニでの証明書発行、健康保険証としての利用など、マイナンバーカードが提供する多様なサービスを安心して、そして最大限に活用することができるようになるでしょう。

もし暗証番号の設定や管理で迷ったら、ぜひこの記事を読み返してみてください。あなたのマイナンバーカード活用の一助となれば幸いです

まとめ:マイナンバーカード暗証番号の決め方

  • マイナンバーカードには4種類の暗証番号がある
  • それぞれ役割やルールが異なるため理解が必要
  • 署名用電子証明書は英大文字と数字の6~16桁で設定
  • 利用者証明用、住民基本台帳用、券面事項入力補助用は4桁の数字
  • 暗証番号はカード受け取り時に自分で設定する
  • 交付通知書に記載された暗証番号を控えておくことが重要
  • 署名用は複雑な英数字の組み合わせが安全
  • 4桁の暗証番号は、誕生日や電話番号など推測されやすい情報は避ける
  • 単純な連番や同じ暗証番号の使い回しも危険
  • 暗証番号は他人に教えず、入力時も手元を隠すこと
  • メモする場合は別の場所に保管し、推測されにくい工夫を
  • 暗証番号は変更可能だが、窓口での手続きが必要
  • 忘れた場合は市区町村の窓口で再設定
  • ロックされた場合も同じく窓口で解除と再設定
  • 暗証番号に有効期限はなく、変更も自分でできる
  • セキュリティを高めるため、定期的な変更も検討
  • 不審な電話やメールで暗証番号を尋ねられても絶対に教えない
  • 公的機関は暗証番号を電話やメールで尋ねることはない
  • 暗証番号の管理と設定は、個人情報保護のために非常に重要。
  • この記事を参考に、安全で覚えやすい暗証番号を設定しましょう。

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